9月1日の日記

2004年9月1日
「イスラーム主義とは何か」(岩波新書)読。

世界中でテロが起こりまくりだ。アフガンで日本企業が受注した現場も襲撃を受けたといまニュースで見る。

ロシアで起きている「同時多発テロ」についていろいろ調べる。犯行グループとチェチェン独立派とは無関係だと思う。あるいは犯行グループの片思いだ。

先ほど朝日新聞は「別グループの可能性」と報道したが、共同通信は「独立派」との見方のまま。

それにしても、どこが「イラク戦争で世界は平和になった」んだ? 本気で信じてるなら、違う星の住人なんだろう。

8月31日の日記

2004年8月31日
それと、宣言しておきたいことがある。
昨日の夜テレビで、彼女を、久々に見た。

http://www.petit-smile.com/profile/p_tamao.html
http://www.enjoy.ne.jp/~ayahiro/sexy/idol/tamao.html

大好きです。

・水虫について調べていたら、水虫.comというサイトを見つけた。
http://www.mizumushi.com/
同僚女性に覗かれたくないパソコン画面ナンバー1だ。いないから関係ないが。
フットヘルスケアで悩み中の友人がいる。症状を知って、
「それはほぼ間違いなく水虫です」とメールを送った。
返事は、

<水虫か。
そーかもしれないけど
どーしてもそれを認めたくない。。。
だって私、麗しき女子だよ、
水虫なんてオッサンじゃんっ>

とのこと。気持ちは分からなくもない。小生の病状も引っ越してから小康状態を保っている。どうやら前の家の床に問題があったようだ。とはいえ、油断は禁物。HP中のチェックテストを受けてみたところ、小生の症状は「趾間型」だったようである。これは良いホームページを見つけたと、友人に早速お知らせした。
するとすぐに、

<角化型/角質増殖型と診断されました。
なんか「角化」ってじゅくじゅくとした湿った感じがしないから軽症軽症、それどころか
「私、水虫だけど『角化型』だからさぁ(汚くないでしょ?みたいな)」って自慢できそうじゃない?>

小生はじゅくじゅく型だったので、ちょっと羨ましくはあるが、自慢はできないと思う。

8月30日の日記

2004年8月30日
・日曜はコロッケとミンチカツをつまみに缶ビールを飲んだ。

・ここ最近思うこと。すべての表現は、表現すると同時に、その表現によって何かを隠している。表現という行為は「表現しない」という行為の裏表だ。何かの主張の後ろには筆者自身が意図せずとも隠蔽したい事柄、あるいは見えない動機が潜んでいる。そんなことを思いながらこれを読むと面白い。みんな何にそんなに怯えてるのかね。自虐的だなあ。
http://www.sensenfukoku.net/invite/name_b.html

・週刊現代で「稼げる仕事ランキング」というのが載っていた。一番はたしか年収30億円だった。外資系のデリバティブとかやってる人だそうだ。金融関係のトレーダーやら何やらが上位を占めており、最低でも2000万とかだった。仕事でど田舎に行く用事があり、その途中の電車内で読んでいたのだが、顔を上げて緑あふれる周囲の景色を見ていたら、資本主義から降りたくなった。

8月26日の日記

2004年8月26日
舞城王太郎の新刊、「好き好き大好き超愛してる」を書店で立ち読み。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2125684

タイトルがいい。買おう。

月刊プレイボーイの最新号を購入。
「アテネ五輪、美女ヌード」を見るためではない。
これを読むためだ。
http://m-playboy.shueisha.co.jp/features/index.html

非常に参考になる。ブッシュがイラクでやってる「テロ」はマイケル・ムーアが映画にしたが、プーチンがチェチェンでやってることは、ほとんど報じられていない。
週刊プレイボーイはあほあほだが(好きだけどね)、月刊プレイボーイのインタビューは本当にすばらしい。

ついでにこの2本も熟読。
http://m-playboy.shueisha.co.jp/serials/index.html

8月25日の日記

2004年8月25日
・1年半ほど愛読している某日記筆者の、2年ほど前の過去日記を読んでいたら、知り合いの知り合いだったということを偶然知る。日本は、本当にせまい。同時代に生きている人は、5人くらい間に挟めば、全員知り合いではないだろうか。そういえば引っ越してから、偶然知人に会う機会が異様に増えた。先日は、自宅近くの格安バー(1杯オール300円)で、仕事で2週に1回は会ってる人と出くわす。同じ知人を2日連続で偶然見かけたこともあった。

・行きつけの店が開店2周年を本日迎えるそうで、「つまみと1900円を持って必ず来い」と店長に脅される。「来なかったら家まで行って、けむり玉をドアのポストから投げ入れるからな」とのこと。楽しい店だ。

・ロシアの飛行機が2機同時に落ちた。モスクワのバス停でも爆弾テロとの報道。
http://www.diplo.jp/articles03/0306-2.html#3
アメリカもひどいが、ロシアも負けずにひどい。

8月24日の日記

2004年8月24日
小泉さん、安保理常任理事国入りに前向きだそうだ。
何も書く気にならん。

http://www.kamiura.com/new.html
http://blog.goo.ne.jp/asaikuniomi
http://www1.odn.ne.jp/watai/

8月23日の日記

2004年8月23日
「華氏911」について。いろんな批判があるが、ノンフィクションとしての「客観性がない」と言う意見が多い。完全に客観的なドキュメンタリーやノンフィクションなんて、ありえる訳がない。重要なのは立ち位置だ。同じミサイルを撮った映像でも、空母の上で撮ったそれと、落とされる側の民家で見るそれは、意味が全く違う。映画を見てからの批判ならまだしも、見もせずに「プロパガンダ」と決めつけ(プロパガンダなんだが)否定する人の意見を読むと、「自分の見たくないものは無意識で徹底的に排除する」のが人間の特性であると、内田樹氏がかつて書いていたことを思い出す。

サマワの自衛隊にはまた3発ロケット砲が打ち込まれた。日本のメディアは「象徴」として行かされた彼らの姿をほとんど伝えずに、オリンピック騒ぎに浮かれている。我々はいまや大本営発表でしか自衛隊の様子を知ることができない。アメリカ人の無知を笑うことなどできないだろう。映画中、愛国主婦のライラさんが息子を失って初めて、「なんて無知だったのか」と泣き叫ぶシーン。イラクで武装勢力に捕まった米兵が、「何でお前はここに来たんだ」と聞かれ、「上官に行けと言われたから」と言ったという話を思い出した。米兵も、自衛隊も、何でイラクにいるのか、我々も、恐らく現地にいる多くの兵士も、分からなくなっている。死者の数だけが、無意味に増え続ける。

8月22日の日記

2004年8月22日
・とてもたいへんな事態が起こったが何とか切り抜ける。詳しくは、書けないのですが、寿命が3日は縮みました。南の島に行きたいです。

・『華氏911』を見てきました。面白かった。ネットでいろんな人がいろんなことを書いてて、「新事実がない」「プロパガンダだ」とか言われてますが、映像の力はやはり強いです。見終わったら誰でもブッシュが嫌いになる。そりゃ小泉さんは見るわけにはいかんわな。

・開高健の「風に訊け」(集英社英社文庫)を読む。プレイボーイに連載された人生相談をまとめた本。すっごい面白いです。

・それから若者たちに誘われて、ついにクラブデビューをしました。楽しいね、クラブって。もっと若いときからクラブカルチャーというものを知っておけばよかった。じいさんか俺は。

・腹が減った。

8月20日の日記

2004年8月20日
・昼飯は焼きそばライスを食いました。700円。食い終わってレジのお姉さんに伝票を渡したら、間髪入れずに「300円のおつりです」と百円玉を差し出された。飯食わしてくれた上に金までくれるなんて、スバラシイ喫茶店だな、と思ったが、正直者の俺は「まだ払ってないです」と申告する。二人でしばらく笑った。微笑ましい一時でした。それにしても「焼きそば」+「ご飯」という組み合わせはいかがなものか、と東京にいたときは思ってたが、結構うまい。

・実は自分は大学生の頃からの井上康生ファンである。そしてヒミツにしてたけど格闘技オタクでもある(正確には過去形だが)。彼には総合に行って欲しいと前々から思っていた。今回の敗北はまことに残念であるが、これを契機にPRIDE参戦を視野に入れてみてはどうか。「井上vsシウバ」とか「井上vsノゲイラ」とかをいつか見てみたいなあ、と考えている。誰か井上康生に会う機会があったら伝えといてください。

・実は自分は小学生の頃からのラムちゃんファンでもある。「浮気しちゃだめだっちゃ!」とか一回くらい言われてみたいなあ、と前々から思っていた。本日、とある人の日記を読んで、「うらやましいぞ!」と思いました。私信です。

8月19日の日記

2004年8月19日
お盆休み中、久しぶりの友人と会った。最近、大手広告会社から独立して、新しいビジネスを始めた男だ。高校時代の部活の友人である。もらった名刺には、「代表取締役社長」と書いてあった。
いまさっき、会社のHPを見てみた。まさに立ち上がったばかりという感じで、いたってシンプルなつくり。経営理念にはこう書いてあった。

「インパクトのある新しいビジネスの創造を通して、社会に活力と楽しさを与えること 」

でかい。
自分と同い年の男が、こんなことを考えているのか。
しかも、行動が伴っている。

正直、負けてんなー、と思った。

いかんね。ぼちぼち、何かしないと。

8月18日の日記

2004年8月18日
・優れた作家というのは、多くの人が思っていたり感じていたりするのにうまく表現できないことを、簡単な誰にでも分かる言葉を使って、すぱっと言ってのける。片岡義男氏の以下の文章など読むと、もうまったくその通りで、うまいこと書くなあと感じ入るしかない。書かれている中身は、どうしようもない現実なんだが。
http://diary.nttdata.co.jp/diary2004/08/20040817.html

・「サイパン24000円」という看板を旅行会社が入ったビルの前で見る。そんなに安く行けるのか。国内旅行より安いじゃないか。行きたいよー、サイパン。今年も、海に行かなかった。

8月17日の日記

2004年8月17日
・「気づけばクリスマスまで150日を切っているわけだが」
http://s03.2log.net/home/st301/

バレンタインデーまでは200日くらいだ。

・内田樹氏のブログ。
http://blog.tatsuru.com/archives/000290.php

さすが。誰も生まれる前に国籍を選択することはできない。自分が、イラクでもスーダンでも中国でもブルガリアでもなく、日本に生まれたのは、単なる偶然だ。どこの国の人もそうだ。当たり前だけど。

8月16日の日記

2004年8月16日
何だか色んな事があった夏の日々でした。

・浅草の焼肉屋で素敵な方3人と飲みました。初顔合わせにもかかわらず、昔からの友人のような気がした。ビール100円ということもあり、たらふく飲み食い。うまいものを食べながら気が合う人たちと話すのは、とても幸せなことだ。

・誕生日が来て三十歳になっちまった。だからどうだってこともない。淡々と日々は過ぎゆく。このまま40歳になるんだろう。行きつけの店の兄ちゃんたちに、たこ焼き機をプレゼントされた。ありがとう、ありがとう。グラスももらった。ありがとう、ありがとう。僕は幸せ者です。また行きます。

・高校時代の友人たちと5人で上野の居酒屋で飲む。うち結婚してるのは1人だけだった。自然と会話は結婚のことに及ぶ。
「アタシ、生まれたときにチップを全員埋め込めばいいと思うのよ。で、年頃になったら信号を発信して、結婚相手が自動的に分かるという仕組み。これだったら全員結婚できるでしょう」
「電子版赤い糸か。選択の自由がないのが弱点だな。統一協会的というか」
「オレは行政がTシャツをつくればいいと思うんだよ。胸元に『I don’t have girlfriend(boyfriend)』ってデッカク書いてあったら、一目瞭然だろ。少子化対策にも有効だと思うんだよね。一枚500円くらいで済むし」
「それ着て歩くのは勇気いるだろ」
「チップもどうかと思うが」
「はあ…、どっかにイイ男いないかしら」

知り合ったときはみんな16歳だったのが、いまや30だ。時が経つのは早い。

・実家でバーベキューをやりました。アルミホイルに白身魚、しめじとタマネギ、レモンを入れて、オリーブオイルをたらし、10分ほど網の上で放置。蒸し焼きになった白身魚は、素晴らしくウマかった。カツオのたたきもつくった。バーベキューというと、肉や野菜を何でもいいから焼いて、焼肉のたれで食うというのが一般的だが、最近は「台所で作るよりもウマイ」境地を切り開いている。ホイル焼きはおすすめです。

・現代思想8月号を読む。森達也氏と斎藤貴男氏の対談。まさに旬の二人だ。字ばっかりだから取っつきにくいが、いま最も面白い雑誌って、文芸誌か思想雑誌かもしれないと思う。

8月12日の日記

2004年8月12日
実家ですわ。本日は姪っ子と甥っ子と地元のプールに行って遊んできました。子供はかわいいなあと思いました。

先日、新しく入ってきたバイトの男二人と、たまに行く顔見知りのおばちゃんがやってる店で飲んだ。そしたら、筑紫哲也氏の番組に、高遠さんが出てきた。んで、おばちゃんが、こう言った。
「まったくこの人ら、ほんとに迷惑かけて、身代金になんとか機密費の半分が使われたらしいわ。何十億やで」
バイト「へえ、そうなんですか。僕は絶対売名行為だと思うんですよ」
俺「……」
おばちゃん「まったく、国内でも困ってる人がいるんだから、そっちに行けばいいのに」
バイト「ほんとそうですよね。○○さんはどう思います?」
俺「……俺、この事件、多分活字になってるものに関しては全部読んでるのと、高校時代の同級生が外務官僚やってるから、たいがいのことは知ってんだよね」
バイト「え、そうなんですか? 教えてくださいよ」
俺「……まず、あの時期にファルージャで起こってた虐殺から知らないと背景が理解できない。それと、この事件で一番悲惨だったのは、ネットで一時流れた自作自演説を、よりにも政府がある程度信じこんでしまったことだ。それくらい、日本政府の国際感覚は低い、ということが露呈したのが、悲劇的なんだわ。あと、身代金は一銭も支払われてないよ。だって政府は、誰に支払ったらいいかも解放まで分からなかったんだから。解放のニュースが政府より先にテレビ局にもたらされたのがその証拠。それと人質三人の解放は民間ルートが功を奏したというのが常識。政府はヨルダン人の救出チームを組んだけどまったく役に立たずで、逆にその一人が誘拐されて、その行方はいまだわからない。政府が支払ったとしたらそのヨルダン人への補償だろうね。とにかく、この人らは見とおしは多少甘かったかもしれんが、非難される言われはまったくないよ。あと今後起こりうるのは対日テロか自衛隊への攻撃。そうなったら人質の自己責任なんて、まったくどうでもいい事だわ」
おばちゃん、バイト「……」

別に彼らを論破しようなんて気はまったくない。個人的にはとても親切な人達だし、単にこの件について無知なだけだ。

問題は、メディアのレベルの低さだ。だから、国民が無知になる。

昨日迫撃砲が自衛隊駐屯地に打ちこまれたそうだ。

8月9日の日記

2004年8月9日
・昨夜はブルコギを食べました

・橋本治氏の本を読む。「ランボー3」(1988年製作)のビデオを最近見たそう。最後のクレジットに「すべてのアフガン戦士に捧げる」と出てくるそうで笑った。
→言うまでもないですが、「すべてのアフガン戦士」にはタリバンとビンラディンが含まれます。

・サッカーで中国の反日教育がどうのこうのとやかましい。で、chikiさんのサイトの8月9日。めちゃくちゃ笑った。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/
オチが最高。どこの国の男も基本的にバカであることが分かる。千発のトマホークを配備するより一人の小倉優子ちゃんの方が平和に貢献するかも。

8月6日の日記

2004年8月6日
・世界の中心で蹴りたい負け犬

エキサイトブックスから引用。
ーーーー
『結婚するって本当ですか?』という本がでる。帯には、タイトルよりも大きく「世界の中心で蹴りたい負け犬」。その下には「それでも結婚したいあなたに捧げます」とある。
本文は、結婚についての格言と、犬の写真で構成された結婚格言絵本。
結婚についての格言は、たとえば、こんなの。
「結婚をしばしば宝くじにたとえるが、それは誤りだ。宝くじなら当たることもあるのだから。byバーナード・ショー」
「神が同棲を発明した。悪魔は結婚を発明した。byフランシス・ピカビア」
結婚を考えてる友達へのプレゼントに、ぜひ。

ーーーー
面白そうです。

・何で日本政府は北朝鮮との国交正常化を急いでるのかなあ、と不思議だったんだけど、昨日たこ焼き食ってたら、ふいに分かった。たこ焼きは関係ないですね。金正日体制が続くことを望んでいるからだ。米中韓ロも実際問題、それを望んでる気がする。難民流入したら困るし、北朝鮮の核物質がテロリストに渡るのを防ぐ狙いもあるだろう。核の脅威が無くなれば、いくら独裁体制だろうが、知ったこっちゃないということだ。拉致問題で新しい進展があって、日本国民もまあ納得、それで幕引き、というのが今後のシナリオではないか。

・アルジャジーラ。
http://english.aljazeera.net/HomePage
イラクがホントにぐちゃぐちゃだ。

8月5日の日記

2004年8月5日
八木啓代氏のサイトから。
http://www.nobuyoyagi.jp/japanese.htm
8月5日のモノローグの項、クルド人難民が青山の国連大学前で座り込みしているのを、外務省の役人がわざわざトルコに出向いて、ご注進に及んだらしい。北朝鮮難民を捕まえては強制送還するどっかの国がいまサッカー国際試合のブーイングで話題だが、こっちの国も人権意識については同様のレベルのようだ。

8月4日の日記

2004年8月4日
笑った。
http://www.fugafuga.com/bushism/album/rammy_1.html

・昨日は破竹の勢いで懸案事項を処理していった。脳の「やる気スイッチ」は、実際にアクションを起こさないと入らないことを実感する。

・休日、数名の知り合いと会う約束があり、こないだデート用に買った(実現してないが)さわやかスタイルの服を着ていった。
(得意げに)「よう!お待たせ」
「……どうしたんですか? お父さんみたいなカッコして」
「ガクーッ」
成長はしてないが、確実に老けてはいるようだ。
そういえば最近、白髪が増えてる気がする。ショボン。

・今年も、海に行かないまま夏が終わりそうです。

8月3日の日記

2004年8月3日
考えるのがイヤな事を先送りしてては、やがて破綻するだけだ。手を打つ決心をする。

8月2日の日記

2004年8月2日
仕事で失敗が続き、凹む。ふと、「俺と同い年の男って、世間一般ではもう少し立派でマシだよな」と思う。自分は、高校生のときから、髪の毛一本成長してない。本当に、何から何まで同じで、悲しくなるくらい変わっていないのだ。「少年の心を持っている」なんて話とは180度違う。間抜けさや身勝手さ、テキトーなところ、責任感の無さ、すぐに楽な道へ進みたがるところ、何か同じことを違う言葉で言ってるような気がするが、そういう自分でも書いててイヤになるような部分が、そっくりそのまんま、人間の核になってしまっているのである。だから、ロクでもない人生を送ることになる。

小熊英二の「〈民主〉と〈愛国〉」を書店で読む。たいへん面白い。「つくる会教科書」的なものに対抗して書かれた日本の戦後思想史。よし、買おう、と思い、値段を見たら6300円だった。棚にそっと戻した。最近は高橋源一郎氏の影響で、サイード、アガンベン、ジジェクといった人の本を読んでみたいのだが、どれも1冊2000円以上するので、買うのをためらってしまう。ビールをやめればいいんだけど。

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