12月22日の日記

2004年12月22日
なんかよく知らないんだが、血液型占いがまたブームになってんの? あるある大辞典でやったとかやらんとか。小学生の間で血液型に端を発するいじめが起こったとか起こってないとか。よくわからない。まあ、自分は血液型の話を女性の方々が始めるたびに口をつぐむことにしているのだが。腹が立つのは「○○さん何型ですか?」と聞かれて「A型です」と答えると、「あ〜やっぱり〜」とか言われることだな。なにがやっぱりだバカヤロウと。グァテマラはO型が人口の95%だが何か?とか言ったら途端に「わかってねえなこいつ」みたいな空気が流れることは確実で、だからだまっているしか無いわけだが、それにしても何で多くの婦女子の皆さんは血液型の話が好きなのだろうか。謎だ。

12月21日の日記

2004年12月21日
昨夜。いつも仕事帰りに飲んでる店で合コン(?)に出席。当方のメンバーは、ラッパー(22)、鮨職人(23)、バーテン(23)、DJ(20)、サラリーマン(30)←俺。先方は、百貨店靴販売(23)、百貨店化粧品販売(23)、家事手伝い(23)という面子。男どもは毎日のようにカウンターにたまってる連中だ。先週の深夜、いつも通りだらだら飲んでいたら、長野から出てきた鮨職人・ヒデキが突然「人生において合コンに参加したことがない」と激白、それを聞いたバーテン・コクリョウが侠気を見せ、高校の後輩に頼み込んだ。その場にいた俺も面白そうなので年も考えず参加を表明したというわけだ。先方には27歳とさばを読んでおいた。しかし、相手は俺が大学生のときに小学生の人たちである。この場は「おもろいオッサン」として振る舞うしかあるまいと判断。数々の酒席で鍛えた老獪な話術で場の雰囲気を一気に盛り上げ、ヒデキの援護にまわる。わざわざこの日のために購入したというアルマーニのジャケットとサングラスで武装したヒデキ。多少挙動不審な感はあるが「プーさんみたいで可愛い」と女性陣にも人気の様子。安心した俺は一時間くらいで退席。飯屋でコロッケ喰って帰って寝た。

12月20日の日記

2004年12月20日
俺がいま個人的に最も注目している雑誌がこれだ。
http://www.nihonjournal.jp/katyo/

創刊号を手に取ったとき「これほど休刊が約束された雑誌も珍しい…」と思ったものだが、その後2号が無事書店店頭に並ぶのを見て、その意気やよしと、全面的にバックアップすることに決めた。全国のサラリーマン諸氏に告ぐ。「日経アソシエ」など読んでる場合ではないぞ。「R25」なんて捨ててしまえ。プチブル雑誌「LEON」の「モテるオヤジのちょい不良(ワル)別宅」なんて破り捨てろ。男版負け犬? 知ったことか。時代は課長だ。

「絶叫! 満員電車」企画。
http://www.nihonjournal.jp/katyo/katyo_05.html
「だっだーんぼよよんぼよよん」とかね。

12月18日の日記

2004年12月18日
友人がやってる掲示板で「最近の音楽チャートって本当にひどいことになってるのね」という書き込みがあったんでオリコンのサイトを見てみた。
http://www2.oricon.co.jp/ranking/daily_single.html
オレンジレンジもバンプオブチキンもボアもエグザイルも長瀬実夕もぜんぜん知らないんだけどたしかにひどいと思った。知らないくせに文句言うなというのは正しい意見ではあるが、音楽という「商品」はメッセージ性と不可分であり、ここに並んだ曲のメッセージが、通常の社会生活を営んでいる自分のところに一つも届いてきていないというのは、単に俺がテレビを見てないからというだけではなくて、要するにどうでもいい曲ばかりが量産されては消えて行ってるということだと思う。今年の忘年会では日本で10万人くらいの営業マンや経理のオジサンがマツケンサンバをカバーしたことと思うが、彼らは数年前にはダンゴ三兄弟をカバーしたはずで、それは悪いことではないかもしれんが、こういう曲が日本にも昔はちゃんとあったことを知ると、ますます新しいCDを買う気がなくなる。
http://mora.jp/artist/80308117/KMLG00040/

放送禁止歌/山平和彦

世界平和 支離滅裂 

人名尊重 有名無実 

定年退職 茫然自失 

職業軍人 時節到来 

皇室批判 人畜無害 

被害妄想 原論統制 

七転八倒 人生流点 

七転八起 厚顔無恥 

放送禁止 自主規制

奇妙奇天烈 摩訶不思議

衆院参院 百鬼夜行 

失言放言 珍粉漢粉 

農薬公約 有害無益 

賭博収賄 不言実行 

脱税小者 戦々恐々 

汚職大者 天下泰平 

七転八倒 人生流点 

七転八起 厚顔無恥 

放送禁止 一目瞭然

奇妙奇天烈 摩訶不思議

男女平等 親父格下 

女房横暴 貧乏辛抱 

売春禁止 欲求不満 

痴漢続出 不満充満 

猥褻行為 興味津々 

赤線復帰 乞御期待 

七転八倒 人生流点 

七転八起 厚顔無恥 

放送禁止 先刻承知

奇妙奇天烈 摩訶不思議

読み返してみたら完璧にオッサンの愚痴である。バカヤロウ、むかしはジミヘンとかなあ(と小一時間)。

12月17日の日記

2004年12月17日
昨日からへらへら・てれてれ作戦実行中。なかなかいい。へらへら。

12月16日の日記

2004年12月16日
うってかわって昨日は超多忙な一日であった。詳細はめんどくさいので割愛する。いろんなことを考えさせられた。歯ブラシのこととか。電柱のこととか。というのはハイセンスなジョークで、本当は仕事のこととか社会のこととかについて、ハゲるほど考えた。が、例によって何の結論も出ず、悶々と眠れぬ夜を過ごした。というのはウソで8時間20分も寝た。で、今日読んだ内田樹氏の『疲れ過ぎて眠れぬ夜のために』という本に、「へらへら質の高い仕事をする」という一文があり、あ、こりゃいいなと思った。どうも自分は生真面目な一面があるのと同時に、非常に適当な性格でもあり、「やりたいことは一生懸命やるけど、やりたくないことはとことん手を抜く」というあまり褒められない行動様式をとることが多く、社会人たるものやりたいことばかりやってるわけには当然いかないのであって、結果的にまずい事態を引き起こすことが多々あり、何とかせなあかんなあと思っていたのだが、「やりたくないこと」は「真面目に」取り組むからやりたくないのであって、「へらへら」取り組めばいいんではないかと思った。それと自分はどうやら「真面目に」なんかしてるときはたいがい眉間にしわが寄り金剛力士像のような面になってるらしく、周囲を威嚇しているらしいのだが、「へらへら」してるときは柔和な(阿呆面ともいう)顔をしているだろうから、周りの人々に与える影響も良いだろうし、自分の精神衛生上も好結果をもたらすだろうと考えたので、これからは積極的にへらへらすることにする。

12月15日の日記

2004年12月15日
今日もとくに書くことが無いわけだ。俺の人生って何なんだろうな。近所のカレーうどんについてでも書こうか。俺はこれまでカレーうどんをそんなに重要視してこなかった。が、そうした自分の不明を恥じるようなカレーうどんに最近出会った。近所の特に変わったところもない立ち食いうどん屋のカレーうどんなんだが、一口食って虚脱状態に陥いるほどうまかった。肉やタマネギ、ニンジンが細切れで入ったルーはカレー単体としても完成度が高く、それが熱く茹でられたうどんと絡まり、一口すする毎にスパイスの芳香が鼻と口を刺激する。値段は350円だ。店の場所は十八番の対面です>店長。食ってみてくれ。じゃあ帰るわ。

12月14日の日記

2004年12月14日
とくに書くことがないわけだが義務感で更新する。
中澤裕子ってのは本気でモーニング娘。引退する気あんのか。こないだの運動会でもなんか司会みたいなのやっててなっちに代わってすみませんとか言ってたけどその前にあんたもうモー娘じゃないだろと。
まったくどうでもいい話ですみませんでした。が、誤解されると困るので言っておきますが個人的には中澤裕子は好みのタイプです。さすがに俺の年で加護ちゃんはやばいからね。捕まるしね。でも一番好きだったのはあの引退したちょっとブスとされていた顔が丸い娘さんだな。なんか村娘って感じで田植えが似合いそうで好きだ。名前は思い出せない。それとスガシカオっていう人もいまだに何をやってる人なのかよく知らない。区切りはスガ・シカオであってるのか。ス・ガシカオか。焼酎飲んで寝ます。

12月13日の日記

2004年12月13日
日常雑記。昨日は9時30分起床。酒が残っていて気分が悪い。土曜は2時過ぎまで飲んでた。煙草を2本吸ったら吐きそうになったのでうーうーうなりながらまた寝る。起きたら11時。気分は多少ましになった。サンデープロジェクトをぼんやり見る。重村教授を見るたびなぜか「絶倫」という単語が浮かぶ。適当にシャワーを浴び外出。立ち食いソバを食ってから銀行で金をおろす。残高が458円しかなくて真剣に驚いた。もらってない交通費を申請して食いつなぐことにするが30歳なのにこんなんでいいのかとしばし自問自答。考えても仕方ないのでさっさと頭を切り替え1000円床屋に行く。タクシー運転手風の青い制服を着たおっさんたちがなぜか10人くらい並んでいた。会社から床屋代が出るのだろうか。理髪してくれた兄ちゃんに「一日何人くらい切るんすか?」と聞いたら「30人です」とのこと。年間だと日ハム×ロッテ戦の観客くらいの数を切るそうだ。その後知り合い数名と待ち合わせ観劇。小劇場系の演劇を見たことが実はこれまで無かった。一度踏み入れたら抜け出せなくなりそうな気がして長年手を出さなかった。死者が生者に精算を迫るという話で非常に面白かった。その後用事を片づけてジムに行き40分狂ったように筋トレする。家に帰ってビールと水割り飲みながら「劇的!ビフォー・アフター」を見てるうちに感動して号泣。73歳のお婆さんが切り盛りしていた小さな居酒屋兼住居をリフォームするだけの話なんだが泣けて泣けて仕方ない。一級建築士になれば良かったと思った。腹が減ったので隣の中華料理屋でタンメンと唐揚げを食う。『ためらいの倫理学』を読んでる内に眠くなって就寝。

12月10日の日記

2004年12月10日
理由はよくわからんが、最近、いろんな社長があちこちでブログを書くようになった。
「社長日記」で検索したら81万件も出てきたよ。
経営の才と文才は別ものであろうが、中には両方を兼ね備えている人もいて、世の中にはすごい人がいるもんである。現役社長文才ランキングというのがあれば、この人がトップだと私は確信する。切込隊長こと山本一郎氏の「社長日記」。一文ずつ噛みしめながら読んでください。
http://kiri.jblog.org/archives/001166.html

それにしても「休日は妻と赤坂で買い物」の妻が奥菜恵の生活ってどうよ>加藤
俺らのいっこ上だぜ。泣けてくるな。

12月9日の日記

2004年12月9日
「経済制裁」が溢れかえっとりますな。

というお題で一回書いたんだが読み返して甘いなと思ったので消した。難しい問題ですねとあいまいにお茶を濁して終わりにしておく。

12月8日の日記

2004年12月8日
イギリスの映画好き2000人が選ぶ「歴代映画の安っぽいシーンナンバー1」に『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオが選ばれたそうだ。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/movie/

しかし、好きな映画は何か、と合コン等で男性に問われたときに、「う〜んタイタニックかにゃ(はあと)」と答えるのは、婦女子の場合一般的に正しい回答である。参考に間違った回答例をいくつか挙げておく。

http://www.movie-circus.jp/contents/00000488.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HPKO/249-2006808-3599549
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00013F3AI/qid=1102489301/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-2006808-3599549

12月7日の日記

2004年12月7日
この人はヒマなんだろうか。根っからの悪人ではなさそうだが…。お忍びでディズニーランドに来てるあたりが可愛い。どこが可愛いねん。関西弁が使ってみたかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000302-yom-int

今度は野球部かよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000946-jij-soci

もうあれだ。こうなったら「痴漢部」というのを作ってみてはどうか。キャプテンは和田さん。顧問にU草一秀氏。練習ではマネージャーにあんなことやこんなことをしたり、対抗試合ではみんなで歌舞伎町や黄金町に繰り出し、そこらに立ってるコロンビア人のお姉さんをばったばったとなぎ倒し…。馬鹿か俺は。

サウジアラビアでまたテロが起こった。「イラクの次はイランか」と言ってる人もいる。で、このグラフ。
http://www.mmjp.or.jp/at-home/hospital/kakuka/setubi/se_egr01.htm
日本が中東に依存している石油は90%を越えている。

さて、クリスマスがのっぴきならないほど近づいてまいりましたね。
「あ、またモテない話だな。もう飽きたっつうの」とお思いになられたでしょう。
ふははは。いつまでも小生がモテないキャラでいるわけないじゃないですか。やりましたよ。ゲットしましたよ。い、いや、ホントは全然ゲットしてないんだけど、何というか、まだ妄想/空想レベルではあるんだけど、何となく、モテてるような、モテてないような、蜃気楼のような、微妙な感じです。多分ダメだとは思うが、いまはこのつかの間の期待感を大切にしたい気持ちだ。気持ちで思い出したが「超気持ちいいー」とか言ってる奴見たことあるか? 無いからー!残念!斬り!何でだろう〜♪ダンゴ三兄弟♪
帰って寝る。

12月6日の日記

2004年12月6日
「人の気持ちになって考えましょう」
「あなたのためを思って」
「みんながそう言っています」

こういう言葉をぬけぬけと吐く奴にだけは死んでもなるまいと誓いを新たにした一日だった。

12月4日の日記

2004年12月4日
国士舘大学の馬鹿たれどもについて書こうかと思ったがうまくまとまらん。軍隊型男社会ってのは万国共通に自らの結束のためにこういう事件を必然的に起こすということが書きたかった。

12月3日の日記

2004年12月3日
ほえー。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041203k0000m040162000c.html
毎日日記読んでただけに、どうなるか気になる。

上に関連して。外務省海外安全情報のページ。
http://www.anzen.mofa.go.jp/
これでいろんな国を見ると、あちこち紛争だらけで、人権が守られていて安全が無料の国は、極めて少ないということがわかる。

12月1日の日記

2004年12月1日
・さらにクリスマスが近づいたな。あと3週間もないよ。あ、いまラジオからクリスマスソングが流れてきやがった。なにがホリ〜ナ〜イ♪だ馬鹿野郎。きっと君は来ないどころかオレんところにはNHKの集金も来ねえよチキショウ。うっかり口座振替にしちゃったからだよ。いい機会だ。クリスマスだなんだと騒いでるバカどもに一言いいたい。日本人だろ貴様ら。ケーキだチキンだ食ってんな。湯豆腐とかタクアンとかおからとか、大和魂溢れる食い物があるだろうが。それとなにがクリスマスデートだ。ガキの頃からその日はドリフの大爆笑を見る日って決まってんだよ。サンタに扮した志村が煙突に落っこちたら女湯だったというオチに全国の小学5年生以上は股間を熱くしてたんだよ。しかし、よく考えりゃオレその日も次の日も11時過ぎまで仕事だわ。君ら(誰だ?)がいちゃいちゃしてる間、オレは黙々と日本のGDP底上げに貢献しちゃってるわけだよ。えらい。感謝状をもらいたい。だいたいクリスマスごときがオレの生活に影響を及ぼすってのがおこがましい。積極的な無視が正しい対応だろう。普段と変わらぬ日常を送ることで西洋かぶれどもの欺瞞を打破するわけだ。その日は吉牛で飯食って晩酌は立ち飲み屋。串カツ+梅干し入り焼酎。これ最強。なんて思ってたらこんな参考になるサイトが。
http://www1.odn.ne.jp/mushimaru/bakaessay/besy015.htm
あ、でも、何か合コンとかあったら喜んで行きます。サンタの着ぐるみが押入に眠ってると思うので、それ着て行きます。超盛り上げますよ!

11月30日の日記

2004年11月30日
今年の文藝賞をとった、21歳の青年が書いた本を読んだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309016839/qid=1101793257/br=1-9/ref=br_lf_b_8/249-1641454-1841928

非常に面白かった。アマゾンのレビューで二人目の台風23号氏が書いてる書評の通りの本で、笑えるけれど、「人と人の分かりあえなさ」を描いており、ちゃんと「文学」になってた。それにしても、書評の一人目の人は「最悪」と書くなら書くで、ちゃんとその理由を示すべきだ。「もう少し大人になってほしいです」「童話みたいな」という書き込みから判断するに、多分この人は作品の意図を読みとれてない(それか最後まで読んでない)。アマゾンのカスタマーレビューは誰でも書き込めるから、ちょっとそれはどうよ?というレベルの印象批判が時折(けっこう)見られる。前に別の本で一つ星がつけられて、著者自身が自分のブログでキレてたこともあった。かくいう自分もずっと前、ある本を日記でけちょんけちょんにけなした後で、「著者が(検索して)見るかもなあ」と反省し、消したことがある。批判は難しい。

11月28日の日記

2004年11月28日
・昨夜、偶然仕事で世話になっている人に出くわし、結果、寿司をご馳走になる。今日、仕事で世話した人に会い、寿司を奢ってあげる。人間の社会は寿司を奢ったり奢られたりして回っているのである。

・内田樹氏の「街場の現代思想」を読む。めちゃくちゃ面白いのと同時に、かねて自分が考えていたことが裏づけされたように感じ、目が開いたような気持ちになった。しつこく書いているイラクについての事柄は、結局のところ、自分の生命を守るための生存戦略のためなのである。いま発売中のテレビブロスで太田光(彼もまたまっとうなことをいう人だ)が書いていたが、アメリカがおっぱじめた愚劣な戦争に巻き添えになって死ぬのはまっぴらごめんなのである。「倫理」や「法」は、人間が社会生活を営む上で、長期的な生存戦略上、もっとも多数の生命の安全を確保するために有効なゆえに生み出された。だから、「倫理」や「法」を踏みにじる行為は、短期的にはメリットをもたらしても(例えば強盗殺人を犯せば一時的には金持ちになることができる)、長期的には必ずデメリットをもたらす(社会を構成する人全員が強盗殺人をためらわない国に私は住みたくない)。「空想的平和主義」という言葉を頭のお粗末な人々はすぐに使いたがるけれど、そう言うならば日本がイラクに自衛隊を派遣し続け対米追従政策を継続した結果のコストとメリットを明確に出してほしいものだ。それが私(および私と交換可能な日本人。またイラクやアメリカその他の人々)の生存可能性にプラスの結果ならば喜んで賛成しよう。

11月27日の日記

2004年11月27日
学校を出てから、仕事しかしてなかったな、と思う。
とくに24歳からの5年間は、没頭していた。
面白すぎたからだ。
世の中で、こんなに面白い仕事はないよ、と真剣に思った。
これまで日記では、仕事の詳細についてはまったく書いていない。
差し障りがありすぎて書けないんだけど、たまに思いっきり実名を出して書きたくなることがある。
昨日、かつて自分がいたポジションにいる男性が書いた文章を読んだ。
「ひとついくら、という商品を汗水垂らしてつくって、それを一つずつ、買ってもらう喜び」と書いていた。
そうなんだよ。自分の頭の中だけにあった概念が、商品という形になって、世の中に出て行き、誰かの心にちょっと届く。まれに、それがある人の人生を変えてしまったりすることもある。それが自分に跳ね返ってきて傷つくこともあれば、0.1ミリくらい世の中が動くこともある。そういう商売なんだ。俺たちがやっているのは。
わくわくする、という感情をここのところ忘れていたなと反省。

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