「普通の国」
2005年1月21日・中曽根氏が憲法改正試案を発表だそうな。
http://www.asahi.com/politics/update/0120/008.html
日本を「普通の国」にしたいらしいが、普通ってのは↓こういうことか。
http://humphrey.blogtribe.org/entry-8ecfb4492fd72cb6ca4d983c19f3dbc0.html
それか、↓こういうことか。
http://tanizoko2.hp.infoseek.co.jp/futatunokanasimi.html
http://www.asahi.com/politics/update/0120/008.html
日本を「普通の国」にしたいらしいが、普通ってのは↓こういうことか。
http://humphrey.blogtribe.org/entry-8ecfb4492fd72cb6ca4d983c19f3dbc0.html
それか、↓こういうことか。
http://tanizoko2.hp.infoseek.co.jp/futatunokanasimi.html
金にまつわる2,3の出来事
2005年1月20日平川克美氏のブログの文章を読んで、言葉の持つ「すごみ」に背中がぞくっときた。ぜひ全文読んで欲しいのだが、最後のところだけ勝手に引用させていただく。
ーーー
すこし前、朝日新聞にライブドアの堀江の言葉が踊った。
「金で買えないものなんかない。」
悪い冗談だ。
もし本気で言っているとするなら度し難い馬鹿である。
(中略)
堀江くんよ、違うだろ。
金で買えるものもあるだろう、だろうが。
世の中、ほとんどの価値あるものは、
残念ながら金で買えない。
ーーー
まったくその通りだ。
金といえば、最近こんな事があった。
仕事を終え、家に帰る途中、16,7歳の男に「すみません」と呼び止められた。
道でも聞くつもりだろうかと思い、自転車をとめた。
男:「あのー、600円、貸してくれませんか」
俺:「は? どうして」
男:「家に帰りたいんですけど、財布を落としちゃって」
ほほう、と思った。
時間は夜の10時過ぎ。風が強く寒い夜だった。
俺は子供といってもいい男の顔をまじまじと眺めた。
服装はジャージっぽい上下。痩せている。
何だか怯えているような顔つきをしていた。
俺:「家に電話してみたらどうだい。親が迎えに来てくれないの」
男:「電話しても誰も出ないんです。みんな出かけちゃってるみたいで。必ず返しますから、お願いします」
俺:「……ふーん。家はどこ?」
男:「○○市です。駅から遠いのでバスに乗らなきゃならなくて…」
男は電車で30分ほどかかる駅名をあげた。
俺:「君は学生か」
男:「はい、高校2年です」
俺:「俺で何人目だ、頼んだのは」
男:「4人目です」
俺:「本当だったら貸してやらないこともない。学生証とか君の名前と住所が分かるものがあれば見せてくれ」
男:「……ないです。財布の中なので」
俺:「そうか……」
俺はその時点で、(まあ、90%ウソだろうが、なんかこいつ、可哀想だな。やってもいいか)と考え始めていた。たまには他人に親切にするのも、悪い気はしない。一応返してもらう約束をしておいて、本当に返してくれたら御の字、現れなくてもまあいいか、と思うくらいの金額だ。
その間、5分くらいのやりとりだったろうか。俺が財布を取り出そうかな、と思ったとき、安いホストのような趣味の悪いスーツを着た、22,3歳くらいの男が急に現れ、無言で俺と話していた男の手を引っ張っていった。俺は、呆然とそれを眺めていた。二人は道路を渡って、路地に入り見えなくなった。
若い男が怯えたような顔をしていたのは、恐らく命じられてやってたからだろうと思う。監視役の男がどこかからこちらの様子を見ていて、時間がかかっているのにイライラして連れ戻したんだろう。あるいは俺のことを面倒くさい人間(例えば私服の警官とか)に思ったのかもしれない。真相はわからんが、あの若い男は今頃なにやってんだろうかと、その場所を通る度に思い出す。それにしてもたかが600円を得るために、そんなことを年端もいかぬ子供にやらせる男には、言いようのない「貧しさ」を感じてならなかった。
・内田樹氏がブログで、石原慎太郎都知事が構想する新大学「首都大学東京」(通称、首大だそうだ・笑)をもうこれ以上ないくらい的確に批判していて、思わず笑ってしまった。最近、このお二方の書くものに、はまってしまっている。
ーーー
すこし前、朝日新聞にライブドアの堀江の言葉が踊った。
「金で買えないものなんかない。」
悪い冗談だ。
もし本気で言っているとするなら度し難い馬鹿である。
(中略)
堀江くんよ、違うだろ。
金で買えるものもあるだろう、だろうが。
世の中、ほとんどの価値あるものは、
残念ながら金で買えない。
ーーー
まったくその通りだ。
金といえば、最近こんな事があった。
仕事を終え、家に帰る途中、16,7歳の男に「すみません」と呼び止められた。
道でも聞くつもりだろうかと思い、自転車をとめた。
男:「あのー、600円、貸してくれませんか」
俺:「は? どうして」
男:「家に帰りたいんですけど、財布を落としちゃって」
ほほう、と思った。
時間は夜の10時過ぎ。風が強く寒い夜だった。
俺は子供といってもいい男の顔をまじまじと眺めた。
服装はジャージっぽい上下。痩せている。
何だか怯えているような顔つきをしていた。
俺:「家に電話してみたらどうだい。親が迎えに来てくれないの」
男:「電話しても誰も出ないんです。みんな出かけちゃってるみたいで。必ず返しますから、お願いします」
俺:「……ふーん。家はどこ?」
男:「○○市です。駅から遠いのでバスに乗らなきゃならなくて…」
男は電車で30分ほどかかる駅名をあげた。
俺:「君は学生か」
男:「はい、高校2年です」
俺:「俺で何人目だ、頼んだのは」
男:「4人目です」
俺:「本当だったら貸してやらないこともない。学生証とか君の名前と住所が分かるものがあれば見せてくれ」
男:「……ないです。財布の中なので」
俺:「そうか……」
俺はその時点で、(まあ、90%ウソだろうが、なんかこいつ、可哀想だな。やってもいいか)と考え始めていた。たまには他人に親切にするのも、悪い気はしない。一応返してもらう約束をしておいて、本当に返してくれたら御の字、現れなくてもまあいいか、と思うくらいの金額だ。
その間、5分くらいのやりとりだったろうか。俺が財布を取り出そうかな、と思ったとき、安いホストのような趣味の悪いスーツを着た、22,3歳くらいの男が急に現れ、無言で俺と話していた男の手を引っ張っていった。俺は、呆然とそれを眺めていた。二人は道路を渡って、路地に入り見えなくなった。
若い男が怯えたような顔をしていたのは、恐らく命じられてやってたからだろうと思う。監視役の男がどこかからこちらの様子を見ていて、時間がかかっているのにイライラして連れ戻したんだろう。あるいは俺のことを面倒くさい人間(例えば私服の警官とか)に思ったのかもしれない。真相はわからんが、あの若い男は今頃なにやってんだろうかと、その場所を通る度に思い出す。それにしてもたかが600円を得るために、そんなことを年端もいかぬ子供にやらせる男には、言いようのない「貧しさ」を感じてならなかった。
・内田樹氏がブログで、石原慎太郎都知事が構想する新大学「首都大学東京」(通称、首大だそうだ・笑)をもうこれ以上ないくらい的確に批判していて、思わず笑ってしまった。最近、このお二方の書くものに、はまってしまっている。
ただひたすら謝る
2005年1月19日・「批評の事情」(永江朗)を読んでいる。
面白い。
この人の書くものの温度が好きだ。
・今日、若い部下(っておじさんぽいな)がしでかした、しょうもないミスのために起こった事態を収拾するため、クライアントのお偉いさんのところへ頭を下げに行く。幸いにも誰かを深く傷つけるような事態では無いので、なんとか穏便に済ませて頂いたが、いやはや大人っちゅうのはたいへんですな。それにしても「人は生きているだけで誰かに迷惑をかける」と最近どこかで読んだが、その通りです。
面白い。
この人の書くものの温度が好きだ。
・今日、若い部下(っておじさんぽいな)がしでかした、しょうもないミスのために起こった事態を収拾するため、クライアントのお偉いさんのところへ頭を下げに行く。幸いにも誰かを深く傷つけるような事態では無いので、なんとか穏便に済ませて頂いたが、いやはや大人っちゅうのはたいへんですな。それにしても「人は生きているだけで誰かに迷惑をかける」と最近どこかで読んだが、その通りです。
NHKすったもんだについて
2005年1月18日例の「NHK・朝日・安倍・中川すったもんだ騒動」について、よくわからんなあ、と思っていたが、東京ファイティングキッズの内田樹氏、平川克美氏がそれぞれブログで非常に分かりやすく事の本質を書いてくれていた。ご関心がある方はググって読まれることをオススメします。
両者のご意見ともにさすがの一言なんですが、蛇足ながら、内田氏は、平川氏の「両方見せてよ」という意見を「(常識的なゆえに)誰も口にしない」とお書きになっている。
いえいえ、ちゃんと「分かってる」人は同じ事を言ってます、と僭越にも補足してみる。以下。武田徹氏のブログ。
http://162.teacup.com/sinopy/bbs
自分もまったく同意見だ。両方見た上で視聴者が判断すればいい。
・今日、たまたま買った雑誌に、好きな若手人気ミステリー作家のインタビューが載っていた。話の聞き手が前面に出てくるタイプの記事で、なかなか読み応えがあり、途中で誰がインタビュアーなのか知りたくなって、最初のページを見てみた。学生時代の友人の門間だった。ちょっとびっくりしたが、よく考えれば何の不思議もない。門馬がその会社で働き始めてずいぶん経つ。いまでは現場の一線で活躍してるんだろうと思う。
・で、こういう具合に、自分の同年代の人たちが、スポーツや芸能といった比較的若い時代に活躍できる分野だけでなく、文化や経済や政治といった分野でも、中心的になっていくんだろうなあと思う。世代交代はいつの時代も途切れることなく起きているから、当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。
両者のご意見ともにさすがの一言なんですが、蛇足ながら、内田氏は、平川氏の「両方見せてよ」という意見を「(常識的なゆえに)誰も口にしない」とお書きになっている。
いえいえ、ちゃんと「分かってる」人は同じ事を言ってます、と僭越にも補足してみる。以下。武田徹氏のブログ。
http://162.teacup.com/sinopy/bbs
自分もまったく同意見だ。両方見た上で視聴者が判断すればいい。
・今日、たまたま買った雑誌に、好きな若手人気ミステリー作家のインタビューが載っていた。話の聞き手が前面に出てくるタイプの記事で、なかなか読み応えがあり、途中で誰がインタビュアーなのか知りたくなって、最初のページを見てみた。学生時代の友人の門間だった。ちょっとびっくりしたが、よく考えれば何の不思議もない。門馬がその会社で働き始めてずいぶん経つ。いまでは現場の一線で活躍してるんだろうと思う。
・で、こういう具合に、自分の同年代の人たちが、スポーツや芸能といった比較的若い時代に活躍できる分野だけでなく、文化や経済や政治といった分野でも、中心的になっていくんだろうなあと思う。世代交代はいつの時代も途切れることなく起きているから、当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。
1月13日の日記
2005年1月13日8時
激しく起床。力強くシャワーを浴び全身全霊でヒゲ剃り。天下国家を案じながらトイレ。
9時
出社。メールが多数。抽象的に返信。
11時
なんとなく外出。
12時
弁当を光速で喰う。600円もしたのに不味くて激怒。
14時30分
つまらない原稿のつまらなさにぶち切れる。
16時
くだらない原稿のてにをは直しが終了。こんなの最期まで読む奴は馬鹿だ。自分で書いたんだが。
18時
あちこちから電話がかかってくる。みんな言うことは一つ「早くしろ」。そんなにいろいろ一遍にできるか、ぼけ。
まだまだ、続く。
ーー
ぶるつりさん
リンクさせていただきました。
宜しくお願いします。
でかぱんださん
登録ありがとうございます。宜しくお願いします。
激しく起床。力強くシャワーを浴び全身全霊でヒゲ剃り。天下国家を案じながらトイレ。
9時
出社。メールが多数。抽象的に返信。
11時
なんとなく外出。
12時
弁当を光速で喰う。600円もしたのに不味くて激怒。
14時30分
つまらない原稿のつまらなさにぶち切れる。
16時
くだらない原稿のてにをは直しが終了。こんなの最期まで読む奴は馬鹿だ。自分で書いたんだが。
18時
あちこちから電話がかかってくる。みんな言うことは一つ「早くしろ」。そんなにいろいろ一遍にできるか、ぼけ。
まだまだ、続く。
ーー
ぶるつりさん
リンクさせていただきました。
宜しくお願いします。
でかぱんださん
登録ありがとうございます。宜しくお願いします。
1月12日の日記
2005年1月12日保坂和志の「書きあぐねている人のための小説入門」を読む。
こういう、実際に小説家として活躍している人が書いた小説の書き方指南書というのは、じつは少ない。最近だと高橋源一郎の「一億二千万人のための小説教室」くらいではないか。いろんな作家が、どうやって作家になったのか、どんな風に本を書いているのか、そのヒミツが知りたくて、この手の本を読んでみるが、結局のところ、いつも分からない。ある人は、自転車に乗ってたらふいにデビュー作が浮かんだというし、村上春樹は、たしか神宮で野球を見ていたときに小説を書こうと思ったと何かで読んだ。小説が書ける人はすごいなあと思う。
こういう、実際に小説家として活躍している人が書いた小説の書き方指南書というのは、じつは少ない。最近だと高橋源一郎の「一億二千万人のための小説教室」くらいではないか。いろんな作家が、どうやって作家になったのか、どんな風に本を書いているのか、そのヒミツが知りたくて、この手の本を読んでみるが、結局のところ、いつも分からない。ある人は、自転車に乗ってたらふいにデビュー作が浮かんだというし、村上春樹は、たしか神宮で野球を見ていたときに小説を書こうと思ったと何かで読んだ。小説が書ける人はすごいなあと思う。
1月11日の日記
2005年1月11日・SPA!でサンボマスターのインタビュー記事を読む。
http://homepage2.nifty.com/sambo-m/
「洋服は二種類しか持ってない」「ちょっと前まで工場の社員食堂で働いていた」「年収300万円もあれば余裕で暮らせるじゃねえか」など、ロック感あふれるトークにやられた。久しぶりにCDが買いたくなった。家のCDラジカセがぶっ壊れているので、ラジカセも買わなければならない。
http://homepage2.nifty.com/sambo-m/
「洋服は二種類しか持ってない」「ちょっと前まで工場の社員食堂で働いていた」「年収300万円もあれば余裕で暮らせるじゃねえか」など、ロック感あふれるトークにやられた。久しぶりにCDが買いたくなった。家のCDラジカセがぶっ壊れているので、ラジカセも買わなければならない。
1月8日の日記
2005年1月8日昨夜。飲み過ぎ。久々に記憶が飛ぶ。
気づいたら朝で、布団で寝てた。
どうやって帰ったのかという記憶がさっぱり抜け落ちている。
「紳士的な酔っぱらい」であることを常に厳しく課しているつもりだが、ちょいと不安だったりする。
隣の席に新聞記者の人がいて、なんか政治の話をした記憶が…。
迷惑かけてたらすんません。反省と謝罪します。
気づいたら朝で、布団で寝てた。
どうやって帰ったのかという記憶がさっぱり抜け落ちている。
「紳士的な酔っぱらい」であることを常に厳しく課しているつもりだが、ちょいと不安だったりする。
隣の席に新聞記者の人がいて、なんか政治の話をした記憶が…。
迷惑かけてたらすんません。反省と謝罪します。
1月7日の日記
2005年1月7日文學界2月号を購入。高橋源一郎氏の連載、「ニッポンの小説」が、とても、とても、とても、面白い。
「小説」というものを読む前に、「その小説はいったいどこにあるのか」を考えよう、というので、「JJ」で連載がはじまった吉田周一の小説「キャラメル・ポップコーン」を取り上げているんだが、高橋氏はまず、「JJ」という雑誌がどんな「物語」を持っているのかを、明らかにしようとする。
<がんばってる私だからバチ当たらないよね……ごほうびアクセとおねだりジュエリー……長いお付き合いの彼からはカラーストーンでバリエを増やしたい……何度贈られても、幸せ気分を満喫できる無敵のリング……お付き合いの長い彼からもらいたいのはペンダント……ステディモチーフのハートは愛する人から贈られたい……自腹アクセは安可愛か、それとも指名買いで旬を漂わせる……定番のハートモチーフも人と差をつけたいから、ジョージジェンセンを指名買いです……つけるだけでガーリーな雰囲気にしてくれる>
<もっとシャネルに恋したい……デザートみたいなパステル春小物……これから寒さ本番というのに、シャネルの世界ではすっかり春気分。そう、新しいクルーズラインの発表です……史上最強のカラフルBAGたち、どうか私のものになりますように……ワンピースが一番輝くイベントスタイルは辛口小物の合わせ方が鍵を握る……シンプルなノースリワンピのメリハリづけにファーマフラーを……パーティシーンに映えるキラキラ小物も必要……可愛ゴーワンピとはひと味違う大人っぽい辛口ワンピを今年はデイリーに活用>
感動した。すごいな、「JJ」という雑誌は。ここまでで50ページにも達していない。
何となく比較対象として今月の「月刊カチョー!」のタイトルも並べてみよう。
<“ブチョー世代”がカチョー世代に物申す!「住宅ローンがキツい? リストラが怖い?家買えただけ幸せじゃねえか、 今、飯食えてりゃいいじゃねえか。 贅沢言ってんじゃねえ!」……総力特集 大不倫……夜の街、ハダカ産業、おたく文化……etc.暗黙の掟を破るとエライ目に! 「業界別ローカル・ルール」…2兆円産業に蠢く闇の紳士たち…ヤクザに聞く 2005年「日本経済の展望」…最近、「お父さんスゴイ!!」って言われてますか?子ども100人ガチンコアンケート……社内不倫熱望派は必見! 年代別恋愛座談会「OLの本音」……カチョーなデジモノ特選…… DVDレコーダー&デジタル一眼レフカメラ……憧れのスーパーカー列伝 フェラーリ512BBi……あのプラモ狂四郎が復活!? 「プラ課長 錦四郎」やまと虹一……長友健二の「昭和的美少女アイドル写真館」 夏目雅子……おもひでモノ図鑑 萌えあがれガンダム!バンダイ 「ガンプラ」進化の歴史……ちょっとムリ目なカチョーの手習い 「書」を極める!の巻……目で見る病気 脂肪肝……TVゲーム 年末年始はスターウォーズのオンラインにどっぷり……新年会、同窓会はコレで決まり!意中の女子を必ずお持ち帰りできる!? 「女心暴露ゲーム」特集>
両者の間には絶望的なまでに深くて広い河が……。
で、高橋氏はこう書く。
「彼女たちは、メイクをし、髪に細工をし、毎月、たくさんのアイテムを買わなければならないらしい。いったい、その金をどこで工面してくるのでしょう。そのことは、巧妙に隠されています。もしかしたら、彼女たちは、金持ちなのでしょうか。「セレブ」という言葉が繰り返し使われることから考えても、彼女たちは、この国に登場しつつある、新しい上流階級に属しているのかもしれません。
たとえば「フェミニズム」というような言葉は、この「物語」の辞書には存在しません。英語を使うことに特異な才能を発揮する彼女たちにも、知らない言葉があるというわけです。
それから……彼女たちは、勝ち負けにこだわります。その場合の「勝つ」とは、なにに勝つことを意味しているのでしょうか。はっきりとはわかりません。
しかし、はっきりしていることが一つだけあります。
彼女たちは、最後には「結婚」しなければならないということです」
結論としては、「LEON」を毎月読んで、がんばって出世しようと思った。とりあえず、穴の空いた靴下は履かないことから始めようと思う。
「小説」というものを読む前に、「その小説はいったいどこにあるのか」を考えよう、というので、「JJ」で連載がはじまった吉田周一の小説「キャラメル・ポップコーン」を取り上げているんだが、高橋氏はまず、「JJ」という雑誌がどんな「物語」を持っているのかを、明らかにしようとする。
<がんばってる私だからバチ当たらないよね……ごほうびアクセとおねだりジュエリー……長いお付き合いの彼からはカラーストーンでバリエを増やしたい……何度贈られても、幸せ気分を満喫できる無敵のリング……お付き合いの長い彼からもらいたいのはペンダント……ステディモチーフのハートは愛する人から贈られたい……自腹アクセは安可愛か、それとも指名買いで旬を漂わせる……定番のハートモチーフも人と差をつけたいから、ジョージジェンセンを指名買いです……つけるだけでガーリーな雰囲気にしてくれる>
<もっとシャネルに恋したい……デザートみたいなパステル春小物……これから寒さ本番というのに、シャネルの世界ではすっかり春気分。そう、新しいクルーズラインの発表です……史上最強のカラフルBAGたち、どうか私のものになりますように……ワンピースが一番輝くイベントスタイルは辛口小物の合わせ方が鍵を握る……シンプルなノースリワンピのメリハリづけにファーマフラーを……パーティシーンに映えるキラキラ小物も必要……可愛ゴーワンピとはひと味違う大人っぽい辛口ワンピを今年はデイリーに活用>
感動した。すごいな、「JJ」という雑誌は。ここまでで50ページにも達していない。
何となく比較対象として今月の「月刊カチョー!」のタイトルも並べてみよう。
<“ブチョー世代”がカチョー世代に物申す!「住宅ローンがキツい? リストラが怖い?家買えただけ幸せじゃねえか、 今、飯食えてりゃいいじゃねえか。 贅沢言ってんじゃねえ!」……総力特集 大不倫……夜の街、ハダカ産業、おたく文化……etc.暗黙の掟を破るとエライ目に! 「業界別ローカル・ルール」…2兆円産業に蠢く闇の紳士たち…ヤクザに聞く 2005年「日本経済の展望」…最近、「お父さんスゴイ!!」って言われてますか?子ども100人ガチンコアンケート……社内不倫熱望派は必見! 年代別恋愛座談会「OLの本音」……カチョーなデジモノ特選…… DVDレコーダー&デジタル一眼レフカメラ……憧れのスーパーカー列伝 フェラーリ512BBi……あのプラモ狂四郎が復活!? 「プラ課長 錦四郎」やまと虹一……長友健二の「昭和的美少女アイドル写真館」 夏目雅子……おもひでモノ図鑑 萌えあがれガンダム!バンダイ 「ガンプラ」進化の歴史……ちょっとムリ目なカチョーの手習い 「書」を極める!の巻……目で見る病気 脂肪肝……TVゲーム 年末年始はスターウォーズのオンラインにどっぷり……新年会、同窓会はコレで決まり!意中の女子を必ずお持ち帰りできる!? 「女心暴露ゲーム」特集>
両者の間には絶望的なまでに深くて広い河が……。
で、高橋氏はこう書く。
「彼女たちは、メイクをし、髪に細工をし、毎月、たくさんのアイテムを買わなければならないらしい。いったい、その金をどこで工面してくるのでしょう。そのことは、巧妙に隠されています。もしかしたら、彼女たちは、金持ちなのでしょうか。「セレブ」という言葉が繰り返し使われることから考えても、彼女たちは、この国に登場しつつある、新しい上流階級に属しているのかもしれません。
たとえば「フェミニズム」というような言葉は、この「物語」の辞書には存在しません。英語を使うことに特異な才能を発揮する彼女たちにも、知らない言葉があるというわけです。
それから……彼女たちは、勝ち負けにこだわります。その場合の「勝つ」とは、なにに勝つことを意味しているのでしょうか。はっきりとはわかりません。
しかし、はっきりしていることが一つだけあります。
彼女たちは、最後には「結婚」しなければならないということです」
結論としては、「LEON」を毎月読んで、がんばって出世しようと思った。とりあえず、穴の空いた靴下は履かないことから始めようと思う。
1月6日の日記
2005年1月6日ここ最近。
・過去、愛読していた爆笑日記の筆者から、流行のソーシャル・ネットワークに誘われ、加入。再び、日記に爆笑。基本的にう○ことち○ち○の話がベースの30歳男性悲喜こもごも日常雑記なんだが、読みながら「男はいくつになってもやっぱり○んこと○ん○んの話が大好きなのだなあ」と深く納得した。すんな。
・新年の挨拶まわり。
・「デモクラシーの冒険」(姜尚中、テッサ・モーリス・スズキ)読。面白かった。勉強になった。ためになった。
・「わからないという方法」(橋本治)購入。
・過去、愛読していた爆笑日記の筆者から、流行のソーシャル・ネットワークに誘われ、加入。再び、日記に爆笑。基本的にう○ことち○ち○の話がベースの30歳男性悲喜こもごも日常雑記なんだが、読みながら「男はいくつになってもやっぱり○んこと○ん○んの話が大好きなのだなあ」と深く納得した。すんな。
・新年の挨拶まわり。
・「デモクラシーの冒険」(姜尚中、テッサ・モーリス・スズキ)読。面白かった。勉強になった。ためになった。
・「わからないという方法」(橋本治)購入。
1月4日の日記
2005年1月4日心の底から「いつでも待ってるよ」と叫びたいニュースだ。
http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFS120050104037/
「世界の中心ってどこよ?」状態が2005年も続くと思うと気が滅入るな。まあ、心機一転、がんばります。
http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFS120050104037/
「世界の中心ってどこよ?」状態が2005年も続くと思うと気が滅入るな。まあ、心機一転、がんばります。
1月2日の日記
2005年1月2日なんか昨日の日記は怒りにまかせて一回書いたんだが「大人げねえな」と思って消して全然別のことを書いたんだけど、消すまでの間に読んだ方がいるかもしれず(つうか実際いて)もしかしたら全然私が想定してない方に余計な不快感をかけてる可能性があるので、何を書いたか以下に記しておきます。こういうことです。
−−
なんか新潟地震のときにもいたけどスマトラ沖地震の件で「(元)人質はいますぐ(人助けに)行け」とか言ってる人達が佃煮にするくらいあちこちでいますが、(以下略。つうか自主規制)。
−−
反論の要旨は、人は誰でも自分にとって大切な人がいて、それはたまたま知り合ったり親戚に生まれたという結果であり、自らの危険を顧みずに人命を救助しようとする際の優先順位を決定するのは完全に個人の自由なのであって(それは無視することをも含む)、せめてその足を引っ張るのはやめましょうや、ということです。要するに見ず知らずの他人に対して「今すぐ行け」とか偉そうなこと言う前に、「てめえは何さまのつもりなんだ」ということを少し考えてはいかがでしょうか、という内容でした。
反論はどんなかたちでも受け付けます。むしろ、歓迎します。自分にとってもこの四月以来の出来事は国内を二つに分けた事件として興味深く、自分と意見を異なる人との対話をしてみたいと考えています。メールかご自分のブログで書いてトラックバックしてください。お待ちしております。
−−
なんか新潟地震のときにもいたけどスマトラ沖地震の件で「(元)人質はいますぐ(人助けに)行け」とか言ってる人達が佃煮にするくらいあちこちでいますが、(以下略。つうか自主規制)。
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反論の要旨は、人は誰でも自分にとって大切な人がいて、それはたまたま知り合ったり親戚に生まれたという結果であり、自らの危険を顧みずに人命を救助しようとする際の優先順位を決定するのは完全に個人の自由なのであって(それは無視することをも含む)、せめてその足を引っ張るのはやめましょうや、ということです。要するに見ず知らずの他人に対して「今すぐ行け」とか偉そうなこと言う前に、「てめえは何さまのつもりなんだ」ということを少し考えてはいかがでしょうか、という内容でした。
反論はどんなかたちでも受け付けます。むしろ、歓迎します。自分にとってもこの四月以来の出来事は国内を二つに分けた事件として興味深く、自分と意見を異なる人との対話をしてみたいと考えています。メールかご自分のブログで書いてトラックバックしてください。お待ちしております。
グロテスクを読んだ。
2005年1月2日 読書
昨夜、実家にあった「グロテスク」を読み始めたら、あまりの面白さに朝方までかかって読みきってしまった。めちゃんこ面白い。つうか怖い。慶応女子高校がモデルと思われる学校がメインの舞台で、東電OL殺人事件をモチーフにしてんだけど、絶対男には書けん小説だと思った。人間が堕ちていく姿がものすごいリアルで、ありがちな言葉だが「心の闇」が見事に描き出されてると思った。おすすめです。
正月休みも明日まで。毎年のことながらあっという間だ。
正月休みも明日まで。毎年のことながらあっという間だ。
1月2日の日記
2005年1月1日実家だ。
・食いすぎて胸焼けがひどい。今日は絶食する。
・姪っ子と甥っ子の成長が著しい。甥っ子が飛行機(手を持って足で胴体を支える遊び)をすると喜びのあまり「ぷぷーっ」と唾を吐く。飛行機が楽しいのか、唾を俺の顔に吐きかけるのが楽しいのか、よくわからない。
・両親、兄夫婦、姉、子供達と近場の温泉に一泊する。近況を報告。俺の「来年こそはかみさんを」というのが毎年恒例のあいさつになりつつある。なんとなく両津勘吉の気分だ。
・実家に帰る前日、高校時代の友人の新居に仲間数人で泊まる。今年ネット関係の会社を設立し独立した友人のビジネスモデルを聞き驚愕する。スケ番だった友人はすっかり新妻らしくなりエプロン姿でまめに手料理をふるまってくれた。
・食いすぎて胸焼けがひどい。今日は絶食する。
・姪っ子と甥っ子の成長が著しい。甥っ子が飛行機(手を持って足で胴体を支える遊び)をすると喜びのあまり「ぷぷーっ」と唾を吐く。飛行機が楽しいのか、唾を俺の顔に吐きかけるのが楽しいのか、よくわからない。
・両親、兄夫婦、姉、子供達と近場の温泉に一泊する。近況を報告。俺の「来年こそはかみさんを」というのが毎年恒例のあいさつになりつつある。なんとなく両津勘吉の気分だ。
・実家に帰る前日、高校時代の友人の新居に仲間数人で泊まる。今年ネット関係の会社を設立し独立した友人のビジネスモデルを聞き驚愕する。スケ番だった友人はすっかり新妻らしくなりエプロン姿でまめに手料理をふるまってくれた。
12月31日の日記
2004年12月31日2004年も本日で終わり。昨年と同じく、実家でいまこれを書いている。今年は本当にひどい年だった。俺が物心ついてから(つまりここ二十年くらいの間で)最悪の年といっていい。一つ一つの事件や出来事はいろんな人が書いているので改めて自分が書くまでもないが、自分なりに感じたことを書き連ねて今年最後の日記としたい。
・新聞やテレビでコメントしている人というのは見識が優れていて一般の人よりも幅広い情報源を持ち的確な判断をしている、というのがまったくの幻想であることを痛感した。マスメディア不信がこれ以上ないくらい広がっていることをメディア関係者は認識しないとそのうち飯の食い上げになるだろう。自戒を込めて。
・賢い人はみな似たことを言っているというのも事実。ただ声のでかさと賢さは必ずしも比例しないというのもまた事実である。「声のでかい奴は信用するな」というのは多くの場合正解だ。
・核家族化による社会のコミュニティ(共同体)崩壊の弊害が露見した年であった。昭和三十年代くらいまで日本のどこにでもあった地域共同体はそこで生活する人々のセーフティーネットとして機能していたと思う。「○○さんちの息子さん、もうあんな年なのに一人なんですって」「じゃあ○○さんちの娘さんはどうかしら」という相互扶助的なおせっかいが、結果的に安定した社会を作り出すのに果たした役割は少なくない。昨夜捕まった小学生殺人の犯人をテレビで見て、そう思った。
・言葉の重みがこれ以上ないくらい軽くなった年だった。首相の言葉を例に出すまでもない。「ファルージャを守るためにファルージャを滅ぼす」といった類の言葉が、毎日のように新聞からテレビから聞こえてくる一年であった。
・社会の二極化が明らかに進んだ。
とまあ、いろいろあるが、ひどいひどいと言ってても仕方ない。
来年もぼちぼちがんばって生きていこうと思う。
読んでくださってる皆さんありがとう。良いお年を。
・新聞やテレビでコメントしている人というのは見識が優れていて一般の人よりも幅広い情報源を持ち的確な判断をしている、というのがまったくの幻想であることを痛感した。マスメディア不信がこれ以上ないくらい広がっていることをメディア関係者は認識しないとそのうち飯の食い上げになるだろう。自戒を込めて。
・賢い人はみな似たことを言っているというのも事実。ただ声のでかさと賢さは必ずしも比例しないというのもまた事実である。「声のでかい奴は信用するな」というのは多くの場合正解だ。
・核家族化による社会のコミュニティ(共同体)崩壊の弊害が露見した年であった。昭和三十年代くらいまで日本のどこにでもあった地域共同体はそこで生活する人々のセーフティーネットとして機能していたと思う。「○○さんちの息子さん、もうあんな年なのに一人なんですって」「じゃあ○○さんちの娘さんはどうかしら」という相互扶助的なおせっかいが、結果的に安定した社会を作り出すのに果たした役割は少なくない。昨夜捕まった小学生殺人の犯人をテレビで見て、そう思った。
・言葉の重みがこれ以上ないくらい軽くなった年だった。首相の言葉を例に出すまでもない。「ファルージャを守るためにファルージャを滅ぼす」といった類の言葉が、毎日のように新聞からテレビから聞こえてくる一年であった。
・社会の二極化が明らかに進んだ。
とまあ、いろいろあるが、ひどいひどいと言ってても仕方ない。
来年もぼちぼちがんばって生きていこうと思う。
読んでくださってる皆さんありがとう。良いお年を。
12月29日の日記
2004年12月29日記録。久しぶりに東京に戻る。仕事納めのあと、友人のイベントの終盤を見に行き、ファミレスで打ち上げに参加。その後、山手線に乗ってむかし住んでいた街に行く。遅い時間のため電車は乗車率200%。東京にいた頃はその殺人的な混み具合が普通だと思っていたが、しばらく離れてみると、「毎日こんな電車に乗るのってホント拷問だよな」と思う。駅に着き、なじみのフレンチの店に1年ぶりに顔を出す。俺が行っていた頃は閑古鳥が鳴いている日も多かったが、今では週末は予約なしでは入れないくらい盛況らしい。その店の一人広報部を勝手に宣言し、友人知人にすすめまくった甲斐も多少あったかとうれしくなる。たまってたつけを払い、店を出る。わざわざホテルに泊まるのも馬鹿らしいので、サウナに行きひとっ風呂あびて仮眠室で寝た。8時に店員にたたき起こされ、ファミレスで年賀状を書く。半分ほどで飽きて店を出るが、外は大雪。漫画喫茶に避難し、いまこれを書いている。
年賀状を書くために名刺を整理していたら、大学の友人、Sの名刺が出てきた。1年半ほど前、Sの結婚式で俺は友人代表挨拶をした。その後、Sと会ったのは1回だけだ。ローリングストーンズのコンサートを一緒に見た。チケットはSのおごりだった。俺がSの生まれた地に引っ越す事になり、昨年末に電話で「こっちで飲もう」と話したのが最後の会話。しばらくして、Sが南の海で消息を絶ったと連絡を受けた。行方不明のまま後日、東京で葬儀が営まれた。自分は仕事で行けなかった。
人間が猿から人になったのは、道具を使い始めたときでも、言葉で意思疎通をするようになったときからでもなく、死者を弔うようになったときだと、ある思想家が言っていた。猿には道具を使う種類がいくつもあるし、イルカは言語に近い音声メッセージで仲間と交信する。しかし、すべての生物の中で、墓を作るのは人間だけだ。死者の声に耳を傾け、弔う行為は、全世界のあらゆる人間に見られる共通の儀式だそうだ。
自分自身の一年を振り返って、何が一番大きな出来事だったろうと考えてみて、Sのことを書いた。酒を飲むと奇声をあげたり、部屋にわけのわからない自筆の張り紙をしたりと奇行も目立ったが、仕事と音楽と女を愛し、10年以上にわたるつきあいの中で、一度も怒ってる姿を見たことがない、優しい男だった。
年賀状を書くために名刺を整理していたら、大学の友人、Sの名刺が出てきた。1年半ほど前、Sの結婚式で俺は友人代表挨拶をした。その後、Sと会ったのは1回だけだ。ローリングストーンズのコンサートを一緒に見た。チケットはSのおごりだった。俺がSの生まれた地に引っ越す事になり、昨年末に電話で「こっちで飲もう」と話したのが最後の会話。しばらくして、Sが南の海で消息を絶ったと連絡を受けた。行方不明のまま後日、東京で葬儀が営まれた。自分は仕事で行けなかった。
人間が猿から人になったのは、道具を使い始めたときでも、言葉で意思疎通をするようになったときからでもなく、死者を弔うようになったときだと、ある思想家が言っていた。猿には道具を使う種類がいくつもあるし、イルカは言語に近い音声メッセージで仲間と交信する。しかし、すべての生物の中で、墓を作るのは人間だけだ。死者の声に耳を傾け、弔う行為は、全世界のあらゆる人間に見られる共通の儀式だそうだ。
自分自身の一年を振り返って、何が一番大きな出来事だったろうと考えてみて、Sのことを書いた。酒を飲むと奇声をあげたり、部屋にわけのわからない自筆の張り紙をしたりと奇行も目立ったが、仕事と音楽と女を愛し、10年以上にわたるつきあいの中で、一度も怒ってる姿を見たことがない、優しい男だった。
12月27日の日記
2004年12月27日・ドンキはまた放火されるわ、巨大地震が起こるわ、北朝鮮は逆ギレするわ、テロは収まらんわ、細木のお告げでコアラは改名するわ、年末なのにいろいろありすぎだ。友人のスポーツ新聞記者Kも一場選手の出来ちゃった結婚で休日がまたとんだと嘆いていた。彼はダルビッシュの喫煙や亜細亜大の痴漢でも休日が無くなった過去があり、高校生の煙草や変態学生に振り回される三十歳とは何なのだろうと同情する次第である。
・東南海地震。30年以内に60%の確率で起こるそうだ。
http://plus1.ctv.co.jp/emg/jishin/tonan11.html
・東南海地震。30年以内に60%の確率で起こるそうだ。
http://plus1.ctv.co.jp/emg/jishin/tonan11.html
12月24日の日記
2004年12月24日※※※※※※※※ 重 要 ※※※※※※※※
クリスマス廃止のお知らせ
2004年12月25日を持ちまして、クリスマスは廃止となりました。
これによりクリスマスイブも廃止させていただきます。
継続を望む声もありましたが、近年クリスマス本来の趣旨から離れた行為を行う者が増え、 これ以上運営していくことは不可能であると判断しました。
なにとぞご理解頂けますようお願い申し上げます。
長年のご愛顧まことにありがとうございました。
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クリスマス廃止のお知らせ
2004年12月25日を持ちまして、クリスマスは廃止となりました。
これによりクリスマスイブも廃止させていただきます。
継続を望む声もありましたが、近年クリスマス本来の趣旨から離れた行為を行う者が増え、 これ以上運営していくことは不可能であると判断しました。
なにとぞご理解頂けますようお願い申し上げます。
長年のご愛顧まことにありがとうございました。
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