10月26日の日記

2004年10月26日
・新潟の地震で、テレビに映る被災者の多くが70代以上なのが痛々しい。俺の田舎の風景も、山古志村とあまり変わりがない。
・「1973年のピンボール」読了。面白かった。
・「仕事にかこつけて」が見事成功。うれしい。楽しみ。
・上原多香子似の美女(25)と知り合い、一目惚れに落ちるが、「口説く」という経験が皆無に近いため、どう展開させていいかよくわからん。うーむ、と悩んで、「そうだ、電車男に学ぼう」と思った。で、モテない男性板を見たら、「ヒマなので女の子にキモメールを送ろう」というスレが。読んでみたがぜんぜん参考にならない。つうか、3日前に送ったメールに返事が来ないのは、やはり相手にされてないということか。悲しい。
・レニー・クラヴィッツがトイレの水を詰まらせて、壊滅的なダメージを下の住人に与えたとかで、数十万ドルを支払ったとニュースで見る。いったい何を詰まらせたんだ。

・よく「ケリーになっても何も変わらない」とか「日本にとってはブッシュの方が」とか言ってる人がいるが、それを聞く度に腹が立って仕方ない。まともな世界では、明るみに出た悪事は罰せられるべきであり、犯罪者は裁かれるべきだからだ。と思ってたら、また更新されてた。良かった。まったく同感。辞書を見ながら読んだが、この人はそこらのアメリカ人よりよっぽど民主主義というものを理解していると思う。

http://www.riverbendblog.blogspot.com/

So is Kerry going to be much better? I don’t know. I don’t know if he’s going to fix things or if he’s going to pull out the troops, or bring more in. I have my doubts about how he will handle the current catastrophe in Iraq. I do know this: nothing can be worse than Bush. No one can be worse than Bush. It will hardly be fair to any president after Bush in any case- it’s like assigning a new captain to a drowning ship. All I know is that Bush made the hole and let the water in, I want him thrown overboard.

10月25日の日記

2004年10月25日
・「新聞広告を広告する」コンテスト、最優秀作品。

http://www.readme-press.com/koukoku/2004/no1.html

この結果に産経と読売が「納得いかない」と噛みついているとか。

皮肉だねえ。

・土曜日。いつものように「文化的雪かき」仕事を遂行していたら、吹雪いてくるわスコップは折れるわで、死ぬほどくたびれる。それでちょいと凹んでました。で、「たまには誰か、俺をいたわってくれ」、といじけてたら、日記を読んでくれた東京の友人から心優しいメールが。ありがとう、ありがとう。近々飲みましょう。男のいじけはみっともないね、と思いました。

・日曜は若者バーの連中と、近くの河川敷でバーベキュー。メンバーに高級イタリア料理店のシェフ、高級鮨屋の職人がそれぞれ1名いるという、なんとも豪勢な宴だった。
母親の乳しか飲んでいない子羊のあばら肉と、高級豚肉ロースを、ローズマリーと塩こしょうで味付けし、炭火であぶり焼き。
生サラミのバゲット、秋刀魚の塩焼きなど。激烈に旨。その後久しぶりにやったキャッチボールで、長年忘れていた「野球神経」を取り戻した。やっぱり野球は見てるより、やる方が楽しい。

10月23日の日記

2004年10月23日
旅に出たい。

10月22日の日記

2004年10月22日
・よく行く店のアフロ店員、ゆーじくんがオーストラリアでしばらく暮らすそうで、今月で店を辞めることになった。何のあてもないそうだけど、まあ彼なら大丈夫だろう。腹が減ったら、コアラでも捕まえて食ったらいい。ビッグになって帰ってきてほしい。

10月21日の日記

2004年10月21日
いまから3時間、めちゃくちゃ集中して仕事にとりくみます、と宣言してみる。やるぞー。

10月20日の日記

2004年10月20日
・最近、どーも仕事がつらいなー、と思っていたんだが、これは、仕事を「やらされてる」状態になってたからである。言い換えれば、自分が自分の主人じゃなく、奴隷になってたのだな。やらされてる感のある仕事は、つまんないし、やりがいがない。なにせ起きてる時間のほとんどをそれに費やしてるんだから、やりがいが無くなったら、そらツライわ。というわけで、自分が主人の状態を取り戻すべく、活動を開始する。といっても転職とかじゃなくて、仕事にかこつけて会いたい人に会いに行ったりするだけ。日々の自分の行動でささやかな達成感を味わうことが大切なのだ、多分。

10月19日の日記

2004年10月19日
『孤独のグルメ』。面白そうです。探して読もう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459402856X/qid=1098146367/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-3931904-9901810

『中学生日記』とか『かっこいいスキヤキ』も面白かった。
泉昌之の作品に流れる「中央線沿線感覚」が、ファンにはたまらんのである。

10月18日の日記

2004年10月18日
・休日はひまだったので、何となくチャリンコでどこまで行けるか試してみた。50分くらいで、隣の市に着いた。遠くに山が見えて、ちょっと旅行した気分になった。道ばたに露天風呂を発見し、地元の人らに混ざって風呂に入って、またチャリンコ漕いで帰った。

・最近、「バーの店長がプライベートで行く店」巡りをしている。行った店の先々で、「○○さんの紹介で来ました。次はどこかオススメないですか」と聞くのだ。さすが皆、飲食のプロだけあって、すばらしい店を教えてくれる。昨日行った、「お好み焼きバー」も、めちゃめちゃ旨かった。舌だけは年齢と共に肥えていくな。

10月16日の日記

2004年10月16日
・天気晴朗。爽やかな秋の一日が始まろうとしている。サンドイッチを作ってピクニックにでも行きたい気分だ。紅葉がきれいだろうなあ。今日も朝から仕事だ。

・風邪が治った。

・モテない原因を考えてみる。

ツラがまずい→いかんともしがたい。しかし、死ぬほどブサイクというほどではないと思う。

性格が悪い→これは当たってるんだが、初対面の人に対してのあたりは良いので、そうそう俺のダークサイドは分からないはずだ。

最終的には、異論もあろうが、やはり、仕事が忙しいのが一番の理由なのではないか、と思う。左の方から、「仕事を言い訳にするな」という声がすぐに聞こえてきそうだけど、だって、毎日毎日朝から22時過ぎまで働いて、土日も仕事でつぶれて、それでどうやって合コンとかに行けるというのだ。日本人は働き過ぎだ。つきつめると、日本の政治が悪いから、俺がモテないのである。

10月15日の日記

2004年10月15日
絵文字とか、ほとんど使ったことないし、知らないんだけど、下記二つは見事だと思う。

・「松井の顔」(し、が鼻)

にしこり

・「スヌーピー」(つ、が鼻)

でつ

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10月14日の日記

2004年10月14日
・風邪をひいた。一人暮らしの風邪っぴきほどわびしいものは無い。早く帰ってねる。

・亀ゼリーを食った。亀っぽい匂いがしたがなかなか旨かった。コラーゲンがたくさん含まれてるので美肌効果があるそうだ。

・まとまりない雑感。片岡義男の「日本語の外へ」を読んでいる。13年前の湾岸戦争について書かれた本である。当時アメリカ国内で、あの戦争がどう報道されたかを、すべて英語のニュースを追って論じている。現在進行中のイラク戦争について理解する上でも、極めて重要な本だと思う。この二つの戦争は、アメリカの「ウェイ・オブ・ライフ」を守るために起こったと片岡義男は書く。アメリカのウェイ・オブ・ライフは、その維持のために、非常に安価な石油の供給を必要とする。ペットボトルに入った水よりも、地下深くから掘り出され、数万キロを経由してタンカーで入ってくる石油の方が安いという奇妙な現実が、都市生活を可能にしているのだ。我々が住む日本を含め、ほとんどの先進国と言われる国々が、そのゆがんだ構造が無ければ生活様式を維持できないのである。自分が生きている間、ずっとその不均衡が続くとは、とても思えない。テレビをつけたらニュースで米軍の再編が報道されていた。日本はアメリカにとって最も重要な前線基地になっていくようだ。湾岸戦争当時、日本は戦争に対していまよりずっと慎重に対応していたこともこの本を読んで思い出した。南京大虐殺を描写した集英社の漫画が休載に追い込まれたともニュースで知る。何かが、決定的に変わりつつある。

10月13日の日記

2004年10月13日
自宅のマンションの下にあったお好み焼き屋がつぶれて、新たに中華料理屋が出来た。昨夜、晩飯を食うために初めてその店に入った。で、驚いた。なんと、全品180円なのである。はすの実入りきくらげ、焼き飯、鶏唐揚げ5個、ザーサイと肉入りラーメン、プリン(マンゴとライチ)、豆煮込み甘いスープ、エビ・ニラ・豚肉入り餃子5個、あずきともち米などの甘いお粥、肉野菜炒め、春巻き2本、これらがすべて、180円ですよ!! すごくないですか? 熟考した結果、ピータンお粥、春雨サラダ、バナナの唐揚げ(4個)を注文。ビール3杯と合わせて1320円でした。しかもうまかった。最高。グレイト。さらに、デザートに「亀ゼリー」という謎のメニューがあり、非常に気になる。 ↓
http://www.chiyageikan.com/kame.htm
今度食ってみます。しかし、マジで亀が材料なんだな……。

10月12日の日記

2004年10月12日
・よく行く取引先の会社は、時間帯によって受付のお姉さんが違う。今日は、俺のマル秘受付嬢リストの中でもAランクに属する、木下さん(仮名)が座っていた。いままで取り次いでもらうだけで、会話したことは無かった。名前は胸の名札が、たまたま視界に入ったので分かった。ホントにたまたまですよ。で、なんと今日は、にっこり微笑んで「○○様ですね」と先に話しかけてくれたのである。どうやら度々行くので、顔と名前を覚えてくれたようだ。今日は何か一日良いことがありそうだなあ、という気分で会社を出た。で、鼻歌を歌いながらチャリンコ漕いでたら、社会の窓が全開、シャツが覗いていることに気づいた。もうこれからは、俺のことをチャック全開くんと呼んでほしい。しかし、以前も書いたが、ファッションメーカーはパリコレとかの前に、社会の窓の自動化に真剣に取り組むべきだと思う。センサーとかつければ簡単だと思うのだが。世界的にもこの問題で悩んでいる男性は多いのではないか。成功すれば巨大な市場があるはずだ。ベンチャー企業を立ち上げようかとも思う。補助金国からでないかな。

10月11日の日記

2004年10月11日
先ほど、新幹線で戻ってきた。
村上春樹の『国境の南、太陽の西』読了。
電車の中で読んでいたら同僚の女性に、「○○さん、村上春樹好きなんですか」と聞かれた。「最近やっと面白さがわかったんだよ。寓話なんだってことに気づいた。それまでは『登場人物に体温がない』とか思ってたんだけどね」と答えたところ、「私も高校のときにはまって全部読んだんですよ」と言われた。うーむ。俺の精神年齢がかなり低いということだろうか。飯食って寝る。

10月9日の日記

2004年10月9日
近況。

・今日の夜、東京に戻ることになった。久しぶりにワインバーに顔を出そうと思う。引っ越してから結局一度も行ってない。牛肉の赤ワイン煮込みが楽しみだ。

・「知らない人に話しかける文化」というのを、こちらにきて度々体験している。飲み屋で常連ぽい人から「昨日も来てましたよね」などと話しかけられるのだ。東京ではあり得ないことだったので、最初は驚いたが、いまではそれが普通だと思うようになった。

・ヒマだったので日記を読み返してみた。4月頃に書いていたことが大きく外れていないことに安堵。それとベストセラー予測がかなりの確率で当たってることに気づく。俺、本屋になったら儲かるかもしれんな。

・雑誌を買わなくなった。前は月に多分20冊以上買っていたと思う。原因は明らかで、面白いと思わなくなったからだ。ネットの方がよっぽど早く深い情報が手に入る。新聞や出版という産業はあと何年持つのだろうかと前から言われていたが、実感として感じ始めている。

10月7日の日記

2004年10月7日
証拠が全く無くても作ろうとした意図があったんだから(多分だけど)、ごちゃごちゃ言うな、ということで宜しいかな。

アメリカ→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000069-kyodo-int
イギリス→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000387-jij-int
ニッポン→http://www.asahi.com/politics/update/1007/006.html

うわっそしたら俺らもやばいじゃん!
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0405_3.htm
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/nisimura.htm

↓これなんて国内で報道すらされてない。
http://raedinthejapaneselang.blogspot.com/
日本で35人の幼児が同じ目にあったらどれだけの騒ぎになることか。

10月6日の日記

2004年10月6日
度々引用している彼女の日記。10/3のを読んで、何も書けなくなってしまった。
http://www.geocities.jp/riverbendblog/
「自分はどうしようもなかったとわかっていても、責任を感じてしまうのだ」
責任は彼女にあるのではない。

我々にある。
http://diary.nttdata.co.jp/diary2004/09/20040926.html

シバレイ氏のブログ。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/10644

10月5日の日記

2004年10月5日
・今日はなぜか携帯にがんがんスパムメールが来た。ヒマだったから「入り口」と書いてあるところをクリックしてみたら、「登録されました」という画面に。ひょええ、と思っていろいろ調べたら、最近手口が巧妙化してきており、ショートメールを見境なく送りつけ、サイトのアドレスに個別URLのタグをつけておき、どの携帯からアクセスしたか分かるようにする手法まで出てきているとのこと。幸い自分がクリックしたのはショートメールではなかったので、多分電話番号は分からないはずだ。二週間くらいしたらメールでも来るんだろうかと楽しみにしている。しかしこれって、おじいさんとかおばあさんとかだと、ビックリして払っちゃう人もいるよね。こういう奴らはどんどん捕まえるべきだわ。

・先日書いた曾野綾子氏の朝日記事について、元外交官の天木直人氏も違和感。10月4日の下の方です。
http://amaki.cocolog-nifty.com/amaki/

曾野氏は人質事件の際にはこんなことを書いていた。
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/moyo/2004558/20045581.html

<一番の被害者はこの大統領の間違った判断によってイラクで死んだ人々であろう。米国防総省は開戦以来4月19日までに戦死した軍人は511人、戦死以外の死者は197人、民間人2人で、死者総数は710人だと発表している。>

一番の被害者はイラク人だと思うんですが……。アフガンと合わせて何人死んでると思ってるんですかね。

結局、最近起こっている一連の出来事は、すべて人種差別が原因なのだと思う。

10月4日の日記

2004年10月4日
・『夜のピクニック』という本が、ある事情でどうしても読みたくなり、近くの本屋をまわるが、どこに行っても売り切れで、結局10軒まわって買えなかった。9軒目で、「どこに行ってもないんですよ」と書店員にボヤいたところ、朝日新聞の書評で取り上げられたのがきっかけで、爆発的に売れ出したそうだ。そのうちドラマ化(あるいは映画化)されるような気がする。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103971053/249-3959047-2336359

・作家・星野智幸氏の日記。とても共感しました。
http://www.hoshinot.jp/diary.html

10月2日の日記

2004年10月2日
今日の朝日新聞で曾野綾子という人が書いているコラム。要約するとイラクは部族社会で「同じ部族と同じ宗教以外の人を信用しない」人々だから我々が考えるような民主主義や国家概念を当てはめることに間違いがあるそうだ。で、「テロリスト」の攻撃が収まらないのは、「貧困と荒野の中で、娯楽もないのに武器だけを手にした人々に残された唯一の楽しみは、生きた人間標的を撃つことにしぼられたこと」が原因だそうだ。この人はちょっと前の新潮45でもご自慢の中東についての深い卓見と洞察をもとに、証拠ゼロの妄言を垂れ流して楽しませてくれたが、ちょっとは下記の日記でも読んでリアルタイムの現実を勉強した方がいいと思う。

http://www.geocities.jp/riverbendblog/

「楽しみで」戦っているという発想自体、どこから出てくるんだ? せめて新聞くらいは目を通してほしいものだ。

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