9月14日の日記

2009年9月14日 日常
ワタミの会長が、自分が理事長を勤めていた学校の教師から、無理やり髪を切られたとパワハラで訴えられたとの報道。すばらしい。

以前ここにも書いたが、社員をテレビカメラの入った会議の席上で吊るし上げ、罵倒している様子を見て、この人物が経営者の鑑のように思われていることに激しく疑問を感じていたので、報道を見てとても納得した。うむ。

以前から雑誌等で顔を見るたびに、「目が本気で笑っていない」と感じていた。
なぜ私がそういうことにピンと来るかというと、俺が前に働いていた会社の社長が、今考えると明らかに「ハラッサー」だったんですね。

(ハラッサーとは)
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-760.html

そういや、その社長も、社員の髪型にやたらとうるさかったな。
美容院等で、少し今風の髪型にしただけで、「そんな髪型で仕事がとれると思ってんのか」と言って社員を罵倒していた。
そんなわけで「なるべくオッサンくさい髪型にしてください」と床屋で注文したことを覚えている。

また部屋の空調にも神経質なほどやかましかった。部屋に入ってくるなり、「温度は何度だ」「熱い」「寒い」「換気しろ」といつも言っていた。社員が部屋の室温を何度に設定しようが、必ずやかましく怒られるのであった。

これも今になって分かることだが、その場の空間にいる人間を支配するための、稚拙なテクニックだ。髪型と同じで、「何度にしても(どんな髪型にして)怒られる」ことで、社員はダブルバインドの状況に追い込まれ、服従を余儀なくされるのである。

そんなわけで俺がいた会社は、三年以内の離職率が50%を超えるような企業であったのだが、その原因はすべて社長に帰することができると気づいたのは、辞めてからなのであった。

そういえば、会社の男性用トイレの前には「汚したら自分で掃除すること」という張り紙が貼ってあった。外部の人が使うこともあるのに、そういう張り紙を平気でする神経が異常だと今になってしみじみ思う。

とまあ、過去のグチをぐだぐだ書いたが、言いたいことは、こういうハラッサーがやってる会社とかで働いている人は、一刻も早く逃げ出したほうがいいということだ。

辞めると、本当に、世の中が違って見える。
俺も辞表を出した瞬間、「空って、こんなに澄み切った色なんだなあ」と思ったことをよく覚えている。

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