テレビ業界が急速に地盤沈下しつつある。

http://news.livedoor.com/article/detail/3967213/

ここ数年、「そろそろテレビ(民放)は終わるだろう」と、あちこちでささやかれていたが、この年末にどうやら臨界点が来たような気がする。

電通に出向している知人から、「マジでやばいですよ」と最近聞いたが、代理店もまた潰れるところが出てくるであろう。

思えば代理店もテレビ局も、ここ50年の間に急速に勢力を伸ばした業界だ。
始まった当初は、鉄鋼などの重厚長大産業に行けないあぶれものが、「どこにも行くところが無くて」就職し、そういう既存の価値観になじめない人間がたくさん集まったからこそ、一時代を築くような文化を発信することができたのだろう。

やがてテレビ局も大手代理店も学生に人気の就職先となり、大学の成績で優がたくさんあるような人間ばかりが集まった結果、活力が失われ、今日の地盤沈下を招いたに違いない。

個人的には制作会社とかのやる気のある若手が、ユーチューブとか使ってテレビ局のベンチャーを立ち上げればいいと思うのだが。

コメント

nophoto
いぬ
2009年1月11日9:11

テレビの地盤沈下はいろいろな要素重なった結果だと思う。
番組が面白くない理由も視聴者側の目が肥えた事やそれ以上のコンテンツがあるから。
タレント至上主義が蔓延し視聴者無視のやり方が他のコンテンツに負けた一番の理由。情報操作、の自滅でいうと新聞も同じ。
国民は昔より知る権利、知る条件が多様化しているのにそれに気がつかない馬鹿が多いんだろう。

ラジオは半世紀まえから良いスタンスを保ってるな。

オッサン
2009年1月11日15:27

いぬさん

ラジオはいいよねー。テレビといえば、
電波少年の土屋さんがすごいことを言ってます。

http://www.1101.com/T-bucho/2002-06-24.html
(以下引用)

土屋 実は、
ぼくら地上波のテレビをやっている人たちは、
視聴者を、信じていないんですよ。
見ている人のことを、かなり
ものがわからない人だと想定して、
その人たちにどう見せるかと工夫しているんです。

ものすごく悪い言い方をすると、もう、
「馬鹿にどう見せるか」と、みんな絶対に
クチには出さないけれども、どこかのところでは
みんながそう思っているようなフシがありますね。

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