11月7日の日記

2008年11月7日日常

自分のためのメモです。

当たり前だが、酒を飲まなくなると、酔っ払わなくなる。
で、酔っ払わないと、いろいろなメリットがあることが、改めてわかった。

一番でかいのは、時間が増えることだ。
酒を飲むと、仕事は、まず何一つできない。
本を読んでも記憶に残らない。
映画を見ていてもあらすじがよく分からなくなる。
酒を辞めるだけで、一日に二時間は無駄にしていた時間が有効活用できるようになった。

次に、酒が健康に与えていた影響を、まざまざと感じた。
目覚めがおそろしく良くなった。
午前中の仕事の効率は１５０％アップ。
さらに飲みすぎの次の日は何となく一日中調子が悪かったが、いまは超元気。
小学生のときみたいに健康になった。
毎晩、寝る前に腕立て伏せ、ダンベル体操、シャドーをしている。
また最近、継続的な飲酒が、確実に脳を萎縮させるという研究結果が発表された。
「頭がぼけてまで、飲みたいか？」と考えてみて、辞めることにしたが、
飲まなくなると実際、思考力がアップした気がする。

三つ目に、精神状態に与える影響がある。
酒というのは基本的にダウナー系のドラッグ（そう、紛れもなく、超強力なドラッグだ）なので、常用するとうつ病を併発する可能性が極めて高い。
知識としては知っていたが、実際に辞めてみると、自然にポジティブな気分になる。
何となく先送りしていた仕事も前向きに取り組む気分になった。

四つ目に、酒に酔ったときの万が一のトラブルに巻き込まれる危険性がなくなった。
よく山手線で人身事故が起こるが、あれの相当数が、酔っ払った客によるものだ。
たかだか酒のせいで、一生を棒に振るなんてことはまっぴらごめんである。
自分は車に乗らないが、酒をもともと飲まなければ、飲酒運転する可能性も皆無だ。
酒を辞めるだけで、致命的な人生のリスクを大幅に減少できる。

五つ目に、酒を飲まなくても、人生は楽しい、というより、飲まないほうがより楽しい、
ということが分かった。宴会もパーティも、酒自体が楽しいのではなくて、友人達との
会話や雰囲気が楽しいのであって、酔っ払っているかどうかは関係ない。
むしろ酔わない方が楽しめる、ということに気づいた。

というわけで、今後もひきつづき、禁酒を続ける所存であります。
飲みたくなったらここを見返すために書きました。