9月22日の日記

2008年9月22日 日常
前職の会社で働いている後輩から連絡があった。
退職したいのだが、相談に乗ってほしいという。

「会社に辞表を告げた瞬間から、君は『敵』と見なされる。相当いやな目にも合うし、腹が立つことも言われるだろうし、無傷ではすまないよ。

まずは何でも良いから、労働基準法に関する分かりやすい本を一冊買ってきて読むこと。
淡々と、ビジネスライクに、退職金とか年休とか、もらえるものはもらうこと。

必ず会社側は高圧的な態度に出てくるだろうが、法律に基づいて交渉して、感情的にならないこと。

それと現場の若手には迷惑をかけないほうがいい。経営陣はどうしようもない連中だけど、現場でがんばってる奴らは別だ。

彼らの多くもどうせ数年のうちに辞めるし、いつかどこかでばったり会う可能性がある。今の俺と君みたいにな」

と、アドバイスした。
数日後、予想通り、経営トップから「まったく認められない」との返事が来たそうだ。

自分が長年働いた会社だけに複雑な心境だが、社員を対等の関係と見なさず、駒としか考えていない企業は、潰れたほうがいいのかもな、と思う。

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