8月19日の日記

2008年8月19日
北京オリンピック雑感。
すこし酔っ払ってますので、なでしこジャパンファンの人がいたらごめん、ちょっと辛口です。

女子サッカーのアメリカ戦を見る。
序盤に先制点を入れるが、前半に2点、後半に2点を入れられ、ロスタイムに一点返すも完敗の内容だった。
これまで20戦して一回も勝った事がないそうなので、予想通りの結果といえばそうなのだろう。

見ながら思ったのが、「番狂わせは無い」ということだ。
あらゆる競技において、強いチーム、個人は、しょうもないミスをしない。素人の目から見ても「おいおい」と思うようなミスをするチームが結果を残すことは、まず万に一つもない(ごくまれにはある)。
それと重なるかもしれないが、フィジカルの強さが、ほぼすべてを決めるということも言える。柔道の石井がうろ覚えだが、「幼稚園児のテクニシャンと中学生の初心者が戦ったら、100%中学生が勝つ」と言っていたのも、フィジカルの強さが勝敗を決めるということだと思う。ある程度真面目に格闘技などの激しいスポーツをやったことがある人には同意してもらえると思うが、柔道やボクシングなどの1対1の激しいフィジカルの接触があるスポーツでは、ほとんど対峙した瞬間に相手の強さが分かる。構え、目線、呼吸、重心、表情、そうしたもろもろから、「あ、100回やっても勝てない」というのが分かるものである。

そういう意味で、女子サッカーチームはアメリカに完全に負けていた。おそらく100回やっても1回か2回、まぐれで勝つことがあるかどうか、だと思う。

勝つのであれば「圧倒的に勝つ」「有無を言わさずに勝つ」というレベルにのぼることが必要なのだろうな。

ということが、仕事とか、そういうスポーツとは別世界のことでも言えるのではないだろうか。ラッキーとかたまたまの僥倖を狙うのではなく、誰がどう考えても「それは当たって当然だわな」と思うようなことを具現化すれば良いのだろうな、と酔っ払いながら思った。

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