6月13日の日記

2008年6月13日
所要で秋葉原に行く。

用事を終えて、事件が起こった歩行者天国の場所を見に行く。
外国のテレビ局のスタッフが二人いる。
心なしか、近づくにつれて、空気が電荷を帯びているように、ぴりぴりとした感じがする。
道行く人も、どこか不安気で二人づれで歩いている人も声が小さい。
突然、左手の街路樹の下に、花束とペットボトルのジュースが手向けられている。
さらに進むと、白いテントが見える。献花台である。
沢山の花束が飾られている。数名の係員がいる。
そこを通る通行人の多くが、立ち止まり、手を合わせる。
誰も何も言葉を発しない。
手を合わせる。

道路を横断し、犯人が捕獲された路地の入り口に差し掛かる。
ここですよね、と背広姿の40代くらいの男性に声をかけられる。
そうですね、あの看板の下ですね、と答える。
互いに目礼し、その場を離れる。

今日は雲ひとつない快晴の、真夏日だった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索