以前、友人宅で、M-1グランプリなる番組を見たのだが、
正直な話、まったく笑えなかった。
何が面白いのか、さっぱり理解できなかった。
(優勝した二人組の漫才だけは少し面白かった)。
ぎゃーぎゃー騒いでいるだけで、間もためもひねりも落ちも
何もないのに、何で会場の人たちは笑っているのだろう?
と不思議でしょうがなかった。それで一緒に見ていた友人に、
「いったいどこで笑えばいいの?」と訊ねたところ、
「こういうのは最初から笑ってあげようという前提で見ないといけないんだよ」
と教えられた。

それで今朝、テレビに知らない女性の芸人が出ていたので、
ユーチューブで見てみたのだが、やはりさっぱり面白くない。
というか痛々しくて見てられない。

私が本気で面白いと思うのは、こういう芸である。
http://www.youtube.com/watch?v=DhcuPsw42vA

やはりこの人は天才だったな、と思う。

コメント

P.O.
P.O.
2008年4月30日20:54

> 「こういうのは最初から笑ってあげようという前提で見ないといけないんだよ」

高校生の文化祭じゃあるまいし、って感じですね。

先日、仕事で扱ったインタビューの中での「ピアノの発表会とかは親が喜んで芸とも言えないモノを見ているわけだけども、それは親子だから成り立つんであって、最近時々、おれはおまえらの親か? とお金払ってるのをバカバカしく思うステージがままある」という内容の評論家の言葉を思い出しました。

オッサン
グレムリン斉藤
2008年5月1日0:17

P.O.様

コメントありがとうございます。その評論家の方のことば、
非常にうなずけますね。先日、ちょっと書きましたが、
落語を見に行って、芸の洗練、話術の巧みさに衝撃を受けました。
やはり何でも、訓練による技術の裏づけがないと、
人の心を打つレベルの表現にはならんのだなあと思った次第です。

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