9月27日の日記

2006年9月27日
昨夜。

地元でちょっと大通りから外れたところにある焼鳥屋に入った。
店主の親父が一人。客はゼロ。生ビールと焼き鳥盛り合わせを頼む。
ビールが出てきて、一口飲んだら、味がおかしい。
カブトムシのえさの匂いがする。
端的に言えば、腐っている。腐った生ビールを飲んだのは初めてだ。
「ちょっとこれ、味が変なんですけど」
親父は無言でコップにビールを注ぎ、一口含む。
ぺっと吐き出し、すみませんとも言わず、ビールの樽を換えた。
「はい」と言って俺にビールを差し出す。
おそらく一度もビールサーバーの洗浄をしていないのだろう。
どこかで菌が繁殖しているに違いない。
新しく出てきたビールもかすかに臭い。
焼酎なら腐ることはないだろうと思い、焼酎ロックを頼む。
焼き鳥が出てきた。匂いを嗅ぐ。腐ってないことを確認し、口に運ぶ。
レバーは古そうだったので残した。
「お会計」というと、「2千円」とのこと。100円高い。
無言で払って店を出た。
こんなどうしようもない飲食店が、つぶれずにやって行けるのが不思議だ。
引っ越し前の土地ではあり得ないな。暴動が起きるぞ。
店探索の道もときに厳しい。

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