藤原親分の『渋谷』を読む。
電車の待合室に座っていたら、だぼだぼの学生ズボンをはいた高校生二人が目の前に座って、煙草を吸い始めたそうだ。

「俺はヤツらのクチから火のついたタバコをもぎ取って地面に投げ捨てた。ナメられたと感じたからだ。それは良識から来るものじゃない。俺も高校生のときタバコを吸ってたからね。だけど大人の前でこれみよがしには吸わなかった。それは俺にとって自分を維持できるかどうかの死活問題だ。だからタバコひとつでも命がけだよ。俺のテリトリーから外れて遠くで吸ってりゃ勝手にやりなって感じだね」

さらに電車で酔っぱらいが、座ってる親分の膝越しに女性を痴漢しようとしたときは、
「立ち上がって思いっきり右フックを決めた。公憤じゃない。私憤だ。男は前蹴りを入れてきた。騒動になり次の駅で連行され早朝まで事情聴取を受けたよ」

8年前の話である。親分、もう50歳をとっくに過ぎてたはずだ。なかなかこうはなれんよなあ。

コメント

*杏*
2006年9月14日11:55

グレムリン斎藤様
ごめんなさい、予想以上に慌しい毎日です。
今しばらくお待ちください!
取り急ぎ、ご連絡まで。

オッサン
グレムリン斉藤
2006年9月14日12:43

*杏*様

いえいえ。どうぞお暇なときに。すみませんです。

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