戦争映画が好きなので、メジャーな作品はだいたい見ている。「地獄の黙示録」は5回見た。「プラトーン」も「ディア・ハンター」も「フルメタル・ジャケット」も各3回は見ただろう。負けるはずがなかったベトナムで手ひどい反撃をくらい撤退したアメリカ人にとって、これらの映画が持つ「物語の力」が深い傷を癒やし、一人一人の戦死者を弔うことに貢献しただろうことは想像に難くない。良くできた物語には、そういう力がある。
アメリカに比べて、日本映画で太平洋戦争を描いた作品は、非常に少ない。レンタルビデオ屋に行けば一目瞭然である。昔作られた作品もほとんど置いていない。文学作品では大岡昇平の「野火」や大西巨人の「神聖喜劇」など戦争を描いたものが結構な数あるが、やはり人口に膾炙するという点で、良くできた映画に小説は敵わないのである(ハリー・ポッターでさえ、本で読んだ人より映画を見た人の方が多い)。
というわけで、何だかわいわい騒がしいが、ここら辺で一発どーんと大ヒットするような、日本人の日本人による日本人のための太平洋戦争映画が出てきて欲しいものです。大和も期待外れだったしなあ。
アメリカに比べて、日本映画で太平洋戦争を描いた作品は、非常に少ない。レンタルビデオ屋に行けば一目瞭然である。昔作られた作品もほとんど置いていない。文学作品では大岡昇平の「野火」や大西巨人の「神聖喜劇」など戦争を描いたものが結構な数あるが、やはり人口に膾炙するという点で、良くできた映画に小説は敵わないのである(ハリー・ポッターでさえ、本で読んだ人より映画を見た人の方が多い)。
というわけで、何だかわいわい騒がしいが、ここら辺で一発どーんと大ヒットするような、日本人の日本人による日本人のための太平洋戦争映画が出てきて欲しいものです。大和も期待外れだったしなあ。
コメント
駄作パールハーバーの∞倍ぐらい面白いです。
グッとくる日本映画欲しいですね。それはまだまだ先の話になるのでしょうね。(周囲がうるさいだけに。)
日本映画でもないし映画でもないのですが、2・3年前、「バンドオブブラザーズ」(10話くらいあったかしら?)は、私の戦争映画ブームを再燃焼させた秀作のテレビドラマでした。ご存知でしたら嬉しいです。
やはり戦争は2時間ではなかなか完結させられません。
大和は、どうも残念でしたね。
どうもどうも。「TORA!TORA!TORA!」ものすごく見たいのですが、TSUTAYAに置いてないんですよね。DVD買おうかなあ。ネットでの評判もすごい良いですね。
サクラさん
こんにちは。おお、戦争映画ラブですか。「プライベートライアン」の予告で「バンドオブブラザーズ」は知ってましたが、見てませんでした。今日借りよう! 大和もがんばったとは思うのだけれど、安っぽいセンチメンタリズムがどうも鼻につきました。未見でしたら「ブラザーフッド」おすすめですよ。戦闘シーンの迫力とえぐさはピカイチです。余談ですが、韓国が最近、北朝鮮と宥和ムードなのは、「シルミド」「JSA」「シュリ」あたりの映画が立て続けに上映されたことと無縁じゃない気がします。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
さて、戦争映画ですか・・・実は私のハンドルネームは、特攻野郎Aチームという映画(ドラマ)の主人公、ハンニバルからもじったものです。
あんな(ベトナム戦争から帰還した兵士が暴れる)風に、太平洋戦争から帰還した兵士が暴れる日本映画、みた・・・くないかな?(汗)