5月11日の日記
2006年5月11日ホリイさんの新刊「若者殺しの時代」を早速読む。読んでる途中で、「なんか初期の村上春樹みたいな文体だな」と思ったら、あとがきに(うろ覚え)「この本の文章スタイルは、デレク・ハートフィールドに多くを学んだ。彼にこの本を捧げようと思う。読んだこと無いから捧げようがないけど」とあって、「やっぱり」と苦笑した。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C7%A5%EC%A5%AF%A1%A6%A5%CF%A1%BC%A5%C8%A5%D5%A5%A3%A1%BC%A5%EB%A5%C9
クリスマスをカップルで祝う風習(というか、社会にかけられた呪いだな)は、1983年に雑誌「anan」がしかけた。それ以前には、そうした風習はもちろん無かったわけであります。でも、なんかみんな楽しそうだから、それに乗っかってみた。というか、女の子がそっちに曲がったから、男も後から一緒に曲がっていったと、ホリイ氏は語る。終盤、だいたい社会システムというのは、人の一生くらいの時間で変容する、という指摘があって、そうか、いまは、終戦後の日本のシステム(安保とか含め)が耐用年数を過ぎつつあるから、なんかいろいろ揉めてるんだなと納得した。でも、若者にやさしくない時代があんまり続くと、若者が怒り出しそうな気もして、どうなるか興味深いです。まとまらないけどそんな感想でした。
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クリスマスをカップルで祝う風習(というか、社会にかけられた呪いだな)は、1983年に雑誌「anan」がしかけた。それ以前には、そうした風習はもちろん無かったわけであります。でも、なんかみんな楽しそうだから、それに乗っかってみた。というか、女の子がそっちに曲がったから、男も後から一緒に曲がっていったと、ホリイ氏は語る。終盤、だいたい社会システムというのは、人の一生くらいの時間で変容する、という指摘があって、そうか、いまは、終戦後の日本のシステム(安保とか含め)が耐用年数を過ぎつつあるから、なんかいろいろ揉めてるんだなと納得した。でも、若者にやさしくない時代があんまり続くと、若者が怒り出しそうな気もして、どうなるか興味深いです。まとまらないけどそんな感想でした。
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