悪口の技術

2005年4月9日
「アマゾンとかのコメント欄に本や映画の悪口をせっせと書いてる人らってのはヒマなんだろうか」問題について考えてみた(俺が一番ヒマかもしれない)。

身銭を切って買った本をわざわざけなすんだから、よっぽど腹に据えかねたんだろうが、不毛といえば不毛な行為である。その本を買ってしまう被害者を少なくするという公益性はあるのかもしれないけどね。で、たいがい批判が的はずれなわけですよ。

それで、小田嶋先生のこないだ紹介した学歴の本の中に、ヒロスエの悪口を半ページくらい使って書いてあるところがあったんだけど(著者曰く「続けようか?2ページはいけるよ」とのこと)、それ読んでるときはぜんぜん嫌な気持ちにならなかったんですね。本当に。
「なんでかなあ」と考えてみたところ、多分、

1.批判が的確である。つまり多くの人が「そうそう!」と思える根拠が明示してある。

てのと、

2.読者に対する愛情がある。

の2点かなと思いました。
ブログとかでもいるじゃないすか、罵倒系というか。
俺はイヤミな文章が三度の飯より好きという性格のねじ曲がった男ですが、悪口にも芸と愛がないとね。

ネットの悪口に欠けてるのは読者愛。
そういう結論で。

・今日も一日仕事だったぜ!イェイ!
・そんでこれから花見に行ってきます。
・明日はこっちにいる唯一の昔からの友人、エイジと野球やってきます。
・カラオケに行きたい。
・そういえばこっちに来てからカラオケに一度しか行ってないな。
・この年になると、よく知らない人たちとカラオケに行ったときの選曲に迷いますね。本当はブルーハーツの「チェルノブイリ」が歌いたいのに、「酒と泪と男と女」を選んじゃう、みたいな。
・だから演歌ってずっとあるんだなあ。

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