「ビジネス」再考
2005年1月29日「反戦略的ビジネスのすすめ」を読んだ。
自分は普段、ほとんどビジネス書を読まない。
理由は簡単で、つまらないからだ。
なぜつまらないかというと、ほぼ全ての本が「どうすれば沢山お金がもらえるか」ということを書いているからである。言葉をかえれば、その本を読む読者の目的が、金銭欲であることを自明の前提として、書かれているからである。
もちろんビジネスとはお金を儲ける行為である。それは間違いない。
しかし仕事(ビジネス)をする人間の喜びや達成感や面白さというのは、決して金を手にすることのみに収まるものではないはずだ。時給750円のバイト兄ちゃんの年収が、外資系証券会社のエリートトレーダーの100分の1だったからといって、どちらがよりビジネスから幸福感を得ているかを余人が決めつけるのは、不遜というものである。
だから自分は「100億稼ぐ仕事術」にも「儲かる会社の作り方」にも何の興味もわかない。
自分が知りたいのはどうすれば面白く生きられるのかということだけだ。
ただ、できれば、面白く生きることが仕事につながればいいな、とは思う。
冒頭に掲げた本は、これまで読んだビジネスの本と、まったく違った。
「働く」とは何か。
「仕事のやりがい」とは何か。
「金」とは何か。
この本には、それが書いてあった。それも、書店に並ぶ似たようなタイトルの本とは、まったく違う思考法で。
「なぜ私は毎日この仕事をしているんだろう」と感じている人に、ぜひ読んで欲しい一冊だ。
俺がそう思っていたところだから、ウソ偽りなくおすすめできる。
自分は普段、ほとんどビジネス書を読まない。
理由は簡単で、つまらないからだ。
なぜつまらないかというと、ほぼ全ての本が「どうすれば沢山お金がもらえるか」ということを書いているからである。言葉をかえれば、その本を読む読者の目的が、金銭欲であることを自明の前提として、書かれているからである。
もちろんビジネスとはお金を儲ける行為である。それは間違いない。
しかし仕事(ビジネス)をする人間の喜びや達成感や面白さというのは、決して金を手にすることのみに収まるものではないはずだ。時給750円のバイト兄ちゃんの年収が、外資系証券会社のエリートトレーダーの100分の1だったからといって、どちらがよりビジネスから幸福感を得ているかを余人が決めつけるのは、不遜というものである。
だから自分は「100億稼ぐ仕事術」にも「儲かる会社の作り方」にも何の興味もわかない。
自分が知りたいのはどうすれば面白く生きられるのかということだけだ。
ただ、できれば、面白く生きることが仕事につながればいいな、とは思う。
冒頭に掲げた本は、これまで読んだビジネスの本と、まったく違った。
「働く」とは何か。
「仕事のやりがい」とは何か。
「金」とは何か。
この本には、それが書いてあった。それも、書店に並ぶ似たようなタイトルの本とは、まったく違う思考法で。
「なぜ私は毎日この仕事をしているんだろう」と感じている人に、ぜひ読んで欲しい一冊だ。
俺がそう思っていたところだから、ウソ偽りなくおすすめできる。
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