11月1日の日記
2004年11月1日・追加。ビンラディンの声明全文の訳(勝手にリンクしました)。新聞もテレビも彼の主張の10分の1も報道していないことがよく分かる。一読の価値あり。
http://blog.livedoor.jp/slumber365/archives/8670962.html
・イラクで日本人の青年が首を切られて死んだ。そのことについて、プロの物書きが日記で「個人的な死」だと書いていた。だからこのことを政治利用するのは間違いだ、と。遺体は星条旗でくるまれていたという。これ以上無いくらい明確な政治的メッセージが込められているのに、いったいどうして「個人的な死」なのか、さっぱり分からない。彼が殺された理由はたった一つ、「国籍が日本だから」である。犯行グループにとっては日本人の誰もが彼と交換可能な存在であるということだ。
・また、もう一つ感じたことがある。最初の遺体が発見され、結果的にそれが彼でなかったことに、国内メディアの多くが安堵したような報道を流した。その瞬間に、拷問のすえに銃殺された50代のイラク人のことは、ほぼ完全に忘れ去られた。イラク男性が誰になんの理由で殺されたのか、一人として関心を払うものはいなかった。いま起こっている事態の根幹にある、「命の重みの圧倒的な格差」が実に分かりやすく表出した瞬間だったと思う。
・さっき自衛隊宿舎内部にまた迫撃砲による攻撃があった。前回は信管が抜かれていたが、今回は爆発したらしい。日本は、いつの間にか「戦時」になったようだ。
http://blog.livedoor.jp/slumber365/archives/8670962.html
・イラクで日本人の青年が首を切られて死んだ。そのことについて、プロの物書きが日記で「個人的な死」だと書いていた。だからこのことを政治利用するのは間違いだ、と。遺体は星条旗でくるまれていたという。これ以上無いくらい明確な政治的メッセージが込められているのに、いったいどうして「個人的な死」なのか、さっぱり分からない。彼が殺された理由はたった一つ、「国籍が日本だから」である。犯行グループにとっては日本人の誰もが彼と交換可能な存在であるということだ。
・また、もう一つ感じたことがある。最初の遺体が発見され、結果的にそれが彼でなかったことに、国内メディアの多くが安堵したような報道を流した。その瞬間に、拷問のすえに銃殺された50代のイラク人のことは、ほぼ完全に忘れ去られた。イラク男性が誰になんの理由で殺されたのか、一人として関心を払うものはいなかった。いま起こっている事態の根幹にある、「命の重みの圧倒的な格差」が実に分かりやすく表出した瞬間だったと思う。
・さっき自衛隊宿舎内部にまた迫撃砲による攻撃があった。前回は信管が抜かれていたが、今回は爆発したらしい。日本は、いつの間にか「戦時」になったようだ。
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