10月27日の日記
2004年10月27日・朝7時30分起床。テレビをつけたら、見慣れた光景が映っていた。こわばった顔で男が座っている。その周りを、黒覆面の連中が取り囲んでいる。お馴染みの映像だ。真ん中の若い男が、流ちょうな日本語を話すのを聞いて、寝ぼけ頭で「あ、ついに来たか」と思った。一日、夕刊やネットで動きがないかチェックする。なにも出てこない。彼の家族が、いち早くノーコメントを表明という報道を見て、そうせざるを得ないわな、と思う。星野智幸氏が、今回の件について「徒労感」を感じると書いていた。
http://www.hoshinot.jp/diary.html
自分も同様の気持ちだ。こういうニュースに、慣れつつある自分がいる。世間も、そうだ。折しも今日、新潟でまた震度6弱の地震が起こった。ネットを見て回れば、予想通り、「新潟の被災者がたいへんなときに」といった意見のオンパレード。政府関係者は「なんでこんなときに」と言ったそうだが、平時に起こっていれば世間の目が再びイラク占領の正当性に向くことになり、結果的には自然災害によって政府は救われたといえる。←こういうことを書くと「ブサヨ」とか言われそうだな。別にいいけど。ずっとイラクの報道を追っているが、武装勢力は一日に百回近くの攻撃を米軍に仕掛けるようになり、グリーンゾーン内部で米外交官が迫撃砲で死亡するという事態まで起こった。真偽は不明だが、アラブメディアでは、「キミット准将殺害」「自衛隊員2名が死亡」というニュースまで流れている。
http://www.hoshinot.jp/diary.html
自分も同様の気持ちだ。こういうニュースに、慣れつつある自分がいる。世間も、そうだ。折しも今日、新潟でまた震度6弱の地震が起こった。ネットを見て回れば、予想通り、「新潟の被災者がたいへんなときに」といった意見のオンパレード。政府関係者は「なんでこんなときに」と言ったそうだが、平時に起こっていれば世間の目が再びイラク占領の正当性に向くことになり、結果的には自然災害によって政府は救われたといえる。←こういうことを書くと「ブサヨ」とか言われそうだな。別にいいけど。ずっとイラクの報道を追っているが、武装勢力は一日に百回近くの攻撃を米軍に仕掛けるようになり、グリーンゾーン内部で米外交官が迫撃砲で死亡するという事態まで起こった。真偽は不明だが、アラブメディアでは、「キミット准将殺害」「自衛隊員2名が死亡」というニュースまで流れている。
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