8月2日の日記

2004年8月2日
仕事で失敗が続き、凹む。ふと、「俺と同い年の男って、世間一般ではもう少し立派でマシだよな」と思う。自分は、高校生のときから、髪の毛一本成長してない。本当に、何から何まで同じで、悲しくなるくらい変わっていないのだ。「少年の心を持っている」なんて話とは180度違う。間抜けさや身勝手さ、テキトーなところ、責任感の無さ、すぐに楽な道へ進みたがるところ、何か同じことを違う言葉で言ってるような気がするが、そういう自分でも書いててイヤになるような部分が、そっくりそのまんま、人間の核になってしまっているのである。だから、ロクでもない人生を送ることになる。

小熊英二の「〈民主〉と〈愛国〉」を書店で読む。たいへん面白い。「つくる会教科書」的なものに対抗して書かれた日本の戦後思想史。よし、買おう、と思い、値段を見たら6300円だった。棚にそっと戻した。最近は高橋源一郎氏の影響で、サイード、アガンベン、ジジェクといった人の本を読んでみたいのだが、どれも1冊2000円以上するので、買うのをためらってしまう。ビールをやめればいいんだけど。

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