7月23日の日記

2004年7月23日
・アーミテージの発言は「うっかり」だったようで、あわてて今日になってバウチャー報道官が「憲法は国内で議論すべき」と「修正」するコメントを出した(「否定」じゃないとこがポイントだ)。小泉さんも世論に配慮してか、「現行憲法の中で良き同盟関係を形成していますからね。私はこの(憲法9条の)問題と(常任理事国入りの問題)は別だと思っている」なんて言ってます。

ところが。

ためしに、「常任理事国」「憲法改正」でググってみる。
0.2秒でこんなん出ました。
http://justice.i-mediatv.co.jp/koizumi/001204/05.html

インタビューの日付は2000年12月。肩書きはまだ衆議院議員だ。
憲法変えるのは、小泉さんにとっても、米政権にとっても、「既定路線」なのだろう。
その共通認識があった上でアーミテージの発言があったとみるのが自然だ。
それにしても「GHQによる押しつけ憲法だから変えるべきだ」とか叫んでいる連中の、何とマヌケに見えることか。

・斎藤貴男「安心のファシズムーー支配されたがる人々」(岩波新書)読書中。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/6/4308970.html

さすがの一言。ファシズムを招く大きな原因は、国民の無知だということがよく分かる。

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