4月10日の日記
2004年4月10日村上龍が編集長をつとめる「JMM」（Japan Mail Media）で昨日流された、冷泉彰彦氏の論文「自衛隊は即時撤退しても日米同盟は壊れません」が非常に賛同できる内容だったので、リンクを張っておいたのだが、いまは違う記事が載っているので残念。
で、今朝の朝日に作家の池澤夏樹氏の極めて冷静な意見が載っていたので、抜粋する。
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私は、3人を「崇高な使命を帯びた人々」として祭り上げる見方から距離をとります。同時に、軽率な行動で国策を乱した人々として切り捨てる見方にも賛同しません。3人は「普通の市民」の延長線上にいると考えたい。私たちと3人は地続きの仲にあります。平和のための活動家として彼らは行った。しかし相手は、彼らが日本国民であることの方を重視した。
確かに、イラクの安全性は、3人の最終判断より低かった。しかし、行くべきでなかったと言う資格が私にあるとは思えない。わずかな給水しかしていない自衛隊ではなく、3人のような市民による支援活動こそが最後には日本の評価を高めるでしょう。決して見捨ててはならない。
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こういう事態になって改めて俺は分類されるとすれば「左」だな、と再確認。マッチョ派の人の発言を聞いていると気分が悪くなってくる。国の名誉や面子などどうでもいい。だいたい、誰が撤退を表明したスペインを非難しているというのだ。それ以前に、どれだけの主要国がこの戦争に参加しているのかを考えてみるべきだ。
で、今朝の朝日に作家の池澤夏樹氏の極めて冷静な意見が載っていたので、抜粋する。
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私は、3人を「崇高な使命を帯びた人々」として祭り上げる見方から距離をとります。同時に、軽率な行動で国策を乱した人々として切り捨てる見方にも賛同しません。3人は「普通の市民」の延長線上にいると考えたい。私たちと3人は地続きの仲にあります。平和のための活動家として彼らは行った。しかし相手は、彼らが日本国民であることの方を重視した。
確かに、イラクの安全性は、3人の最終判断より低かった。しかし、行くべきでなかったと言う資格が私にあるとは思えない。わずかな給水しかしていない自衛隊ではなく、3人のような市民による支援活動こそが最後には日本の評価を高めるでしょう。決して見捨ててはならない。
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こういう事態になって改めて俺は分類されるとすれば「左」だな、と再確認。マッチョ派の人の発言を聞いていると気分が悪くなってくる。国の名誉や面子などどうでもいい。だいたい、誰が撤退を表明したスペインを非難しているというのだ。それ以前に、どれだけの主要国がこの戦争に参加しているのかを考えてみるべきだ。
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