今日の日記
2003年9月28日■いま自宅です。感動してます。八千円で買ったノートパソコンで、まったく問題なくインターネットができてるんだから。外付けFDDも念のために買ったんだけど、いらなかったね。本来、仕事用にテキストが打てればいいや、と考えていただけに。ネットのブラウズとメールだけだったら、最新のPCなんて本当にいらないよ。『池袋ウェストゲートパーク』で主人公の真島誠が同じようなことをいっていたけれど、真実だ。「電脳世界中のエロ動画を集めてやるぜ!」なんて野望があれば別なんだろうけどね。ウィー、酔っ払った。ビールがうまい。だはは。
昨日のつづき(下から読んでね)
「その汚い手をどけな。怪我したくなかったら」
俺は男に向かって静かに言った。
店が一瞬静まり返った。お姉さんが、だめ、だめとでもいうように小さく首を振っている。
俺は、手のひらを男に向かってまっすぐ突き出し、ブルース・リーのように指先だけで「かかってこい」のサインを送った。
太田は、真っ赤な顔を俺に向け、中国語で罵倒の言葉をわめきながら飛び掛ってきた。
大ぶりのパンチを軽くダッキングでかわす。
がら空きのえりを右手でつかみ、腰に男の体を乗せて、思い切り跳ね上げる。男の体は宙を舞い、リノリウム張りの床に叩きつけられた。
「KARATE……」田中が放心したようにつぶやいた。
なんてことを想像する余裕なんてあるわけもなく、テーブルがひっくり返ったらタイヘンなので、とりあえずジョッキに残ってたビールを立ちながら飲み干した。で、「あ、あ、大変だあ。どうしよう」なんてあわあわしてました。
そしたら田中がお姉さんから無理やり太田を引き離した。太田は壁にぶつかって、なおもお姉さんに掴みかかろうとする。俺は太田とお姉さんの間に微妙に障害物になるくらいの感じで立っていた。『ナイフとか持ってたらやだなあ』とか思いながら。
が、どうやら田中は太田より力関係が上らしく、太田の襟首をつかんでテーブルにつかせると、ものすごいでかい声で説教をはじめた。日本人同士が駅とかでけんかしてるのをたまに見るけど、たいていは無言でもみあってるだけのことが多い。それに比して、中国人ていうのはとにかく声を張り上げる。映画みたいだ。なんてことを思いながら見ていた。
で、まあ、落ち着いてきたようなので、ビールもつまみも無いし、店を出ることにした。
レジに立ったお姉さんは、「お金いりません」と言ってきた。「いや、払います」「いりません」「私はいつもここで食べてるから(つまりこれからも来るから心配しなくていいよ、の意)」「知ってます」。<知ってます!>嬉しいことを言ってくれるではないか!
お姉さんの腕は、男に掴まれたせいで、指のかたちに赤くなっていた。「だいじょぶ?」「だいじょうぶです」。無理やり千円を置こうとすると、「じゃ、おつり」といって百円を返してもらった。
「どっかにしばらく隠れてたほうがいいよ」と言うと「ありがと」と言って少し笑った。
次の日の夜、あのあと大丈夫だったかなあ、と思ったので再び店に行くと、お姉さんがいた。「昨日はありがとうございます」と言ってきたけど、照れくさかったので、いやいや、とか何とか言って「とりあえず生ビール」と頼んだのでした。
美人って、たいへんだなあ。
■ついにノートパソコンを買ったぜ! それも聞いて驚くなよ。なんと、本体価格八千円だ! 秋葉原の路上でIBMの6、7年前の機種を購入。エアエッヂが1円で登録できたので、8001円でインターネットライフを楽しむことに。うまくつながるかどうかわくわくです(ちなみにいま、漫画喫茶で書いてます)。
昨日のつづき(下から読んでね)
「その汚い手をどけな。怪我したくなかったら」
俺は男に向かって静かに言った。
店が一瞬静まり返った。お姉さんが、だめ、だめとでもいうように小さく首を振っている。
俺は、手のひらを男に向かってまっすぐ突き出し、ブルース・リーのように指先だけで「かかってこい」のサインを送った。
太田は、真っ赤な顔を俺に向け、中国語で罵倒の言葉をわめきながら飛び掛ってきた。
大ぶりのパンチを軽くダッキングでかわす。
がら空きのえりを右手でつかみ、腰に男の体を乗せて、思い切り跳ね上げる。男の体は宙を舞い、リノリウム張りの床に叩きつけられた。
「KARATE……」田中が放心したようにつぶやいた。
なんてことを想像する余裕なんてあるわけもなく、テーブルがひっくり返ったらタイヘンなので、とりあえずジョッキに残ってたビールを立ちながら飲み干した。で、「あ、あ、大変だあ。どうしよう」なんてあわあわしてました。
そしたら田中がお姉さんから無理やり太田を引き離した。太田は壁にぶつかって、なおもお姉さんに掴みかかろうとする。俺は太田とお姉さんの間に微妙に障害物になるくらいの感じで立っていた。『ナイフとか持ってたらやだなあ』とか思いながら。
が、どうやら田中は太田より力関係が上らしく、太田の襟首をつかんでテーブルにつかせると、ものすごいでかい声で説教をはじめた。日本人同士が駅とかでけんかしてるのをたまに見るけど、たいていは無言でもみあってるだけのことが多い。それに比して、中国人ていうのはとにかく声を張り上げる。映画みたいだ。なんてことを思いながら見ていた。
で、まあ、落ち着いてきたようなので、ビールもつまみも無いし、店を出ることにした。
レジに立ったお姉さんは、「お金いりません」と言ってきた。「いや、払います」「いりません」「私はいつもここで食べてるから(つまりこれからも来るから心配しなくていいよ、の意)」「知ってます」。<知ってます!>嬉しいことを言ってくれるではないか!
お姉さんの腕は、男に掴まれたせいで、指のかたちに赤くなっていた。「だいじょぶ?」「だいじょうぶです」。無理やり千円を置こうとすると、「じゃ、おつり」といって百円を返してもらった。
「どっかにしばらく隠れてたほうがいいよ」と言うと「ありがと」と言って少し笑った。
次の日の夜、あのあと大丈夫だったかなあ、と思ったので再び店に行くと、お姉さんがいた。「昨日はありがとうございます」と言ってきたけど、照れくさかったので、いやいや、とか何とか言って「とりあえず生ビール」と頼んだのでした。
美人って、たいへんだなあ。
■ついにノートパソコンを買ったぜ! それも聞いて驚くなよ。なんと、本体価格八千円だ! 秋葉原の路上でIBMの6、7年前の機種を購入。エアエッヂが1円で登録できたので、8001円でインターネットライフを楽しむことに。うまくつながるかどうかわくわくです(ちなみにいま、漫画喫茶で書いてます)。
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