白髪を抜く日々
2003年8月4日■日曜。ガンジー似の元同期の男と渋谷で会う。よれよれの半ズボンとティーシャツと草履で現れた奴の一言目は「街のファッションリーダーって感じやろ」。電話したとき、元気でやってるか、と聞いたら「おう。1日100円で暮らしてる」と言っていたので、どうせスカンピンなんだろう、仕方ない奢ってやるかと思ってたら、「明日30万入るねん」とぬかす。何で?と聞くと、「○○新聞に小説の連載が決まった」と言うではないか。○○にはある都道府県が入る。ホントかよ。さらに続けて「文○界にも短編が載るかもしれん」とのこと。こいつなら作家になれるかもな、とは思っていたが、それにしてもできすぎだ。変わったところと言えば、元々前頭部が平均より広い男だったがさらに額が広くなっていた。小説書く意外は最近何やってんの、と聞くと「1日2時間は白髪を抜いている」とのこと。鏡の前で狙いをさだめて白髪を抜くそうだが、あ痛!と抜いた髪が真っ黒なことがよくあり、死にたくなるそうである。「ホンマ光の加減っちゅうのは恐ろしい」とのこと。
■石田衣良『うつくしい子ども』読。13歳の中学生が9歳の女の子を絞殺。少年Aの兄(14歳)が事件の真相を明らかにするという話。面白い。
■リリー・フランキー『増量・誰も知らない名言集』読。笑える。
■石田衣良『うつくしい子ども』読。13歳の中学生が9歳の女の子を絞殺。少年Aの兄(14歳)が事件の真相を明らかにするという話。面白い。
■リリー・フランキー『増量・誰も知らない名言集』読。笑える。
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