新聞広告と暗黒日記

2003年5月12日
■日曜。13時30分起床。休日に午後まで寝ていると何か損した気分になる。所用で地下鉄に乗り九段下へ。電車の中で新聞を読む。日曜の新聞広告には新刊書籍の広告がたくさん出ている。『物凄い精力剤を見つけた!』というタイトルの本があって、そこまで断言されると読んでみるかという気になる。しかし俺の家の本棚には知り合いからもらった『モテる技術』と『女性の口説き方100』という本もあって(決して自分で買ったわけではない)、そんな本ばかり集めている男の部屋っつうのはいかがなものか、と思う。

■家の掃除をしてたらタンスの奥から「暗黒日記」を発見。むかし、就職活動中にメランコリックになって酔っぱらいながら2ヶ月ほど書いた、闇の時代の記録。

<○月○日。面接に行く。しかし俺の一番いけないパターンが出てしまった。緊張して自分でも何を言ってるのか途中でわからなくなる。社長からは「君という人間が見えない」と言われますます土壺にはまる。絶対落ちた。やけ酒。○月○日。二日酔い。気分が悪い。何もやる気がせずカーテンも閉め切ってじっと布団の中で丸まっている……。「希望」「幸福」関係の言葉とはまったく無縁の毎日だ。○月○日。神戸で少年が捕まった。ありえないが、夢遊病で俺がやったんじゃないか、と心配になっていただけに少しほっとする……>

暗い。アブない。またタンスの奥底に封印する。

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