スポーツジムにて
2003年4月7日週末のことです。いつものようにスポーツセンターに行ったのです。んで、いつものように、ベンチに寝っ転がって、おいっちにー、おいっちにー、とダンベル運動をしていたのです。10回持ち上げたら、疲れたので、ダンベルを脇に置き、僕は立ち上がりました。軽くのびをしました。それは次の2セット目にとりかかるための準備でもあるのです。そのとき、屈強な、24歳くらいの男性が、僕の近くにやってきました。ん? 彼は、何もいわず、ぼくが立ったばかりのベンチに腰を下ろし、アーム・カールを始めました。僕は男に向かって「おいおい、ざけんなよ、俺が使ってんの一目瞭然じゃねえか、この野郎、ケンカ売ってんのかてめー、やっちまうぞ」と、心の中で思いました。でも、彼の腕は僕の2倍くらい太かったので、スマイルで、彼に気づいてもらおうと思いました。が、彼は気づきません。頭来た。何か一言いってやろうと思った。そしたらその男の友だちがやってきました。中国語で話してる。友だちの腕に竜の絵が描いてある。男は立って、ものすごい早さでシャドーボクシングを始めました。僕は、スマイルのまま、邪魔にならないように、自分のダンベルを片づけました。戦争はんたーい。
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