■フランスのサイト。「反戦のために米大統領にプレッツェルを送ろう」
http://www.cnn.co.jp/fringe/K2003031801092.html

さすがだフランス人。嫌みなジョークがサエてる。のどに詰まらせて死にかけたプレッツェルが、ホワイトハウスに山のように届いたら、ブッシュもいやーな気持ちになるよきっと。「ババア発言」に怒って、石原都知事にチョコを送ったピースボートのおばさん達も、これくらいのユーモアがあるチョコを送れば、むげに送り返されることもなかっただろう。「ババアの毒入り危険。食ったら死ぬで」くらい書けば良かったんだ。

■水曜の答えのサイトがいま探したらなぜか無くなってました。「ラカン 囚人のジレンマ」で探せばきっとどこかにあるので、ヒマな人どうぞ。

■イラク。始まったと思ったらもうバグダッド陥落が近い。NHKを点けっぱなしにして二晩。ビールを飲みながら考えたことその一。戦争がリアルタイムの「娯楽」になった。市内の定点カメラによるトマホーク着弾の映像の下には生身の人間がいる。かつてのローマで人々は剣闘士が殺し合いを演じるのを、あるいはライオンに食い殺されるのを見て楽しんだが、いまはテレビの前で地球の裏側の殺戮を眺めている。世論操作のために流される映像のウラを読みとらねばならない。その二。『十二人の怒れる男』という映画があった。民主主義の理想を描いた映画だ。アメリカという国の強さの秘密はここにあると思った。今一度見たら感動しないだろうな。その三。フセインが独裁者で圧制をひいているから、というのが攻撃の大きな理由だが、ではお隣サウジアラビアはどうか。ファハド国王のスペインにおける豪遊ぶりがちょいと前に話題になったが、絶対王政をひく、まぎれもない専制国家だ。イラクに親米政権が樹立し、「民主主義」の国家がまがりなりにも出来たら、サウジ王家にとっては面白くないだろう。米英のイラク侵攻は中東における「民主化」ドミノ倒しの先鞭となるかもしれない。

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