山谷崖っぷち日記と受付嬢
2003年2月12日■出社して机の上にあった封筒を開けると『生き残りヒモ生活マニュアル』という本が入っていた。発行元は太田出版。「ヒモはビジネスだ」という帯の惹句が目を引く。著者は現在、無職のまま、月収80万円、貯金1300万円のヒモ生活をしているそう。さらについてきたリリースがオモロイ。
<タイトルがタイトルだけに「読み物として奇をてらっているだけで、マニュアルとしての実用度は低いんじゃないの?」と思われると悔しいので、著者ともども本気になって取り組んでみたら、こちらの予想以上の内容に仕上がったと。ま、そういうことです>
なんつう挨拶文だ。かなり実践的で懇切丁寧な作りだが、これ読んで「よーし俺もいっちょヒモになってやっか>なんて思う奴はいるんだろうか。
■会社の受付嬢っているじゃないすか。でかい会社には。あの仕事ってね、相当ストレスたまると思うんだよ。まず基本的に常に笑顔でいなくちゃならない。たとえかなり歯が痛くても、前の日に飼ってた金魚が死んでても、お客様には笑顔。昨夜、5年つきあってた彼氏に振られても、サルトルにはまっていて実存とは何かと深刻に苦悩していても、来客の親父がひわいな冗談を言っても、笑顔。俺には絶対無理だ。機嫌が悪いときに、ワケわかんない客とかが来た日にゃあ、「帰れ!帰れ!」とか言い出しかねない。もう愛想ゼロの受付マン。木刀とか持ってて、来客にらみまくりだ。楽しいだろうなあ。ウソ。本当は小心者の平和主義者なんで最高級の笑顔を振りまきます。ピースピース。
■『山谷崖っぷち日記』が文庫になってたんで購入。オムライス食いながら3分の1くらい読む。で、読んでるうちにだんだん暗くなってきた。主人公の性格と行動様式に異様に共感を覚えるのはナゼだ。
<タイトルがタイトルだけに「読み物として奇をてらっているだけで、マニュアルとしての実用度は低いんじゃないの?」と思われると悔しいので、著者ともども本気になって取り組んでみたら、こちらの予想以上の内容に仕上がったと。ま、そういうことです>
なんつう挨拶文だ。かなり実践的で懇切丁寧な作りだが、これ読んで「よーし俺もいっちょヒモになってやっか>なんて思う奴はいるんだろうか。
■会社の受付嬢っているじゃないすか。でかい会社には。あの仕事ってね、相当ストレスたまると思うんだよ。まず基本的に常に笑顔でいなくちゃならない。たとえかなり歯が痛くても、前の日に飼ってた金魚が死んでても、お客様には笑顔。昨夜、5年つきあってた彼氏に振られても、サルトルにはまっていて実存とは何かと深刻に苦悩していても、来客の親父がひわいな冗談を言っても、笑顔。俺には絶対無理だ。機嫌が悪いときに、ワケわかんない客とかが来た日にゃあ、「帰れ!帰れ!」とか言い出しかねない。もう愛想ゼロの受付マン。木刀とか持ってて、来客にらみまくりだ。楽しいだろうなあ。ウソ。本当は小心者の平和主義者なんで最高級の笑顔を振りまきます。ピースピース。
■『山谷崖っぷち日記』が文庫になってたんで購入。オムライス食いながら3分の1くらい読む。で、読んでるうちにだんだん暗くなってきた。主人公の性格と行動様式に異様に共感を覚えるのはナゼだ。
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