遺跡発掘に燃えた17の夏
2002年9月19日15歳の男子中学生が性別を偽りホステスとして働いていた事件が明らかになった。年齢も19歳と偽り、女装して勤めていたそうだが、店も客も気づかなかったらしい。店のカラオケで歌ったり、同僚のホステスとみんなで食事に行ったりしても誰も気づかず、警察から知らされるまでみんな女性と信じていたそう。すごいな。調べに対し少年は「遊ぶ金が欲しかった」と供述している。俺も中学生のときは遊ぶ金が欲しかったけど草むしりのバイトぐらいしか無かったぞ。友達は牛乳配達だ。高校生になってからは「遺跡の発掘」というバイトをやった。俺の住んでいた田舎の村で、道路拡張工事をしていたら石器がごろごろ出てきたので、急遽発掘することになったのだ。というわけで近隣の農家のおばちゃん、おじちゃんが集められ、暇な夏休みを送っていた俺も遺跡発掘隊に加わることに。確か時給は500円だった。それでも炎天下、遺跡を発掘するという経験はなかなか出来るものじゃなく、ジイさんバアさんと茶飲み話をしながら楽しく過ごすことができた。井戸の跡というところから、動物の骨っぽいのが出てきて、すわ人骨か! と騒ぎになったりもした。中学校に通う傍ら酔っぱらいオヤジの相手をするというのも得難い体験だとは思うが、労働の基本は汗を流すことだと思うぞ少年。
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